2011-01-01から1年間の記事一覧

 赤外域の感度 

赤外域の感度(光レベルの表示法) まず、太陽輻射の分布(2011.10.1)の図を見て下さい。 太陽輻射は広い範囲に一定の輻射をする筈なのに、この図は(波長500nm辺りをピークに長波長(赤色)側に減衰する)ように見えます。(一般の図は光りの振幅)で…

 センサー感度の働き 

センサーの感度の働き(感度曲線) 昨日も説明したように、4つのセンサーは、夫々異なる働きを持ち違った「感度特性」を持っているようです。 感度曲線以外に、センサー素子の(数や分布)が夫々異なる働きをしているようです。 (棹体=Kセンサー) 高感…

 赤外線領域の探索 

LMセンサー感度ー3(赤外域の探索)(光分布とセンサー感度) 本図は(2011.4.08) 掲載のもので、各色温度と波長分布の図(12.19)から(可視光線範囲を抜き出し(分布状況の比較←レベルを省いて)を行ったものです。(色温度によって回転するように見え…

 LMセンサーの感度 

LMセンサーの感度 (昨日の図面は3枚重ねなので、判りづらかったようです) (第1図 Lセンサーに太陽光)、 太陽光のレベルが上昇し、図面の中程まで競り上ってきました。 Lセンサーは、自分の感度レベル域に入った光りを感知して(緑も入ってますが、…

 L・Mセンサー 

(L・Mセンサー) これまでの話は、光りのレベルが弱いときの(センサー感度)の働きを見てきました。 (Kセンサー)は高感度で夜間に働く、(Sセンサー)は短波長(青)域を受け持つ、で良いのですが・・、赤から緑域に拡がる(LセンサーとMセンサー…

 自然光とセンサー感度 

(自然光とセンサー感度) (センサー感度の特性(12.16)についての(再説明)です。 センサー感度図は(波長表示と比較のため→左右反転させています)を(自然界の明暗)を横に並べて、比較して見ます。 * 月明かり(7Lv)より下は、夜の星空の世界で…

 明暗の範囲 

師走も大詰めにきました。クリスマスプレゼントに「色の秘密(人の色感度)」を明かそうと思ったのですが・・。 (明暗・画像)の話が、予備知識として必要でしたが、後廻し(正月以降)になりました。 が、どうしても必要な(明暗レベル ※)について、触れ…

 色温度-2 

色温度 ー2 前回の色温度の話は(図面が悪くて)理解し難くかったようです。 「黒体の放射と色温度は(2011.11.9)に説明、右肩の小図面は(2011.12.9)のもの、中央は太陽輻射を縦に引き伸ばしたものです) (ピーク値の移動について) 熱擾乱による物体のエ…

 センサーの感度特性 

センサーの感度特性 昨日の(入力感度特性)は(出力感度)を反転しただけで、さらに検証(レベルの高低など)すべきですが・・ (感度図の概観) まず、(昨日の感度図)を概観します。(縦軸が感度目盛で、幅1段で10倍(例えば青の最高感度は、上の基準…

 センサー感度ー? 

(センサー感度ー?)視覚の働き 私達は子供の頃から(三原色)を教えられ(常識として疑うことも無く)過ごしてきました。が、 しかしこれまでの講義や解析で(三原色論の誤り)→(可減法混色や等色関数のデッチ上げ・・)は、いまや明白になりました。 「目…

 青が白を作る? 

青が白を作る ダイオ−ドの照射は(指向性が鋭く、周辺反射の影響が大)きく出るようです。 改めて(青2、緑4、赤8)照射の実験をしたものです。 図面の並びは、左から(1/10)〜(1/1250)秒になっていますが、(ダイオードの個数を考慮して) →…

 光りの強度と色変化 

(光りの強度(量)と色の変化 (RGB842)(ダイオード実験、その?) 白から素直な灰色になるように、ダイオードの数を調整しました。 図面は、上の行から 第1行(B=青2コ)、 第2行(G=緑4コ)、 第3行(R=赤8コ)、 第4行(M=青4・赤…

 三色ダイオード実験 

三色(ダイオード)実験 ( R4G4B4) いよいよ、お待たせをした(三色実験)の結果ですが・・、不十分な設備(一定の光源をカメラで撮影しただけ)なので、誤差も多い(設備のある所で、もっと詳しく正確なデータを・・)ことと思います。 さて、筆者がこの…

 センサーの感度 

センサー感度 視覚センサーの感度を知りたいのですが・・、上の図では、知りたいことが分りません。 (左図)― 錐体と棹体では10倍以上の感度差がある、ことと中心周波数が異なる(色がずれる)ことの2点だけで、絶対感度や出力など・・他のことは何も分…

 錐体と棹体 

視細胞(棹体と錐体) 近年、解剖医学のの急速な発展によって、目の構造や視覚にに関わる貴重な情報が数多く寄せられています。 頭脳についても研究が進んでおり(視覚システム)としての動作が、次第に明きらかになりつつあります。 (これからの筆者の話は…

  視覚  

視覚 三原色の追試実験によって、(減法混色は誤り)で ← これまでの(3円型の色配置)は、(フィルターの減光特性の積み重ね)だったことが分りました(数値も単なる加減算でナイ)。 これまでの説明で、従来の「三原色 ← 3種類の色または光があり、夫々…

 視覚システム 

(視覚システム) これまで、「光と色の関係」を、物理的な側面から探ってきました。そして、これまで(色の基本)とされた「三原色(3種の色光や色素の組合せ)の誤りがハッキリしました。 では、いったい 何が色なのか?・・ 、これからみんなで探しに行…

 反射率曲線−2 

反射率ー2 (お断り)「図面の説明に追加・修正」をします。 ←(昨日は、手違いで予定外の記事が出ました)。 昨日の図面は(反射率曲線)と呼ばれるもので、太陽光を色紙に照射して、反射した光りの強度が色によって異なるので、白紙の場合を100%として…

 減法混色はフィルター効果 

減法混色はフィルターの効果 (減法混色の実験)を水性絵の具で行ったとき、光源の反対(影)側からでは、(絵の具)フィルターを通過した光の映像を見ています(←カラーフィルターの実験)。 前方から見た(反射)映像と後方の(透過)映像とは、殆ど同じような(色・図…

 フィルター特性 

減色フィルター 最近の色彩書では(左側の図)のように(3円配置をセロハンに変えたもの)や(円板を絵の具塗装らしくした)ものが見受けられます。 どちらも図柄は(色フィルターの重ね)で色の配置とも合うのですが、説明が(昔の誤った減法混色)のまま…

 中間混色 

中間混色 写真や印刷紙面を(レンズで拡大すると)小さな色の点の集積)で出来ていることが分かります。 左端図のように(ドット)を小さくする(または遠くから見る)と、色が混合したように見えます。 混合で出来る新しい色は(面積比率の混合)なので(中…

 追試(減法混色) 

三原色の追試 (減法混色)(色の濃い色票) 色票作成の実験で(図の右上部2行)が、反射性の(水彩絵の具←ガッシュ)を使用しています。左上から(赤・赤緑・緑・緑青・青・青赤)で、次の段は(黒白・三色混合・黄色・シアン・マゼンタ)です。(実際の色…

 三原色実験ー2 

三原色実験−2(3電球の単独点灯) 昨日の電球を、夫々単独で点灯し撮影したものです。(漏れ光が多く紛らわしいですが、右上が青色、右下が緑色、左が赤色です)。 電球は、三色どれも100V60Wを(継続点灯)です、明るさ(照度計での)ほぼ同でした…

 三原色の実験 

三原色の実験追試(光りの加法混色) (三原色の実験をお見せすると言ってました)上の図は、最近の書籍で描かれている、三原色実験の様子(絵柄)で、以前の3円型と較べると、改良されて(筆者の指摘を受け容れた?)いるようです。 左側が(光りによる、…

 等色関数 

等色関数 客観的に色を表示する方法で(最も権威があるもの)とされています。 第2図が、RGB等色関数←(刺激値?)ですがで、第3図(XY色度図)の元データになっています。 ここは、色別の光りに対する感度(物理量)が知りたい(※)のに、光り強度を…

 グラスマン則 

グラスマン則 現在の(三原色)の基本は、ギリシャの学者(グラスマン)によって作られた(1853年)ものです。 第1は色の三色性、第2は色の連続性、第3は色の等価性と加法性、の3つの柱で出来ています。 ←(なお、ここで(減法混色なんて全く無い)ことを…

 白黒は色ではナイ? 

白黒は色ではナイ? 現在の色彩学は(三色円板)型で、白黒は(無彩色←色扱いをしない)のです。 * 始めは、光りだけを考え「三色光の混合で全ての色(白黒は光りの有無)が出せる」だから赤・緑・青の3種が(原色だ)と主張し、(原色の単一光探し)が行わ…

 破綻した三原色 

破綻した三原色 こんな標題にすると「三原色は、日常的に全ての機器(テレビ・カメラなど・・)で、現に動作をしている、写真や印刷も3色カラーだ・・(こんなに明らかな(三原色を否定するなんて・・)→ (貴方の方が間違っている)」と返ってきます。 筆者…

 学校で習う三原色 

学校で習う三原色 小学校時代に(三原色)を習いました。説明内容は?ですが、上の(図絵)はよく覚えています。 左は、三種類の光りを重ねて照射した場合で(加法混色)、右が色料を混合した場合の色(減法混色)、と説明されます(学校ではこの程度まで)…

 光りに色は着いてない 

光りに色は着いてない (太陽光のスペクトル) 色彩の話では、上のようなスペクトル図が必ず出されますが、これまでのものは(どれも不正確で)正しいものは皆無でした(※)。(本図も若干調整されてるが?)ほぼ正確に描かれた(観測データ)のようです。 …