2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

 感度と色の表示 

感度と色の表示 (三原色とセンサー感度)) {第1図}は、太陽光の分光分布図で、可視光線の範囲は(380〜780nm)とされています。 現在の色彩学は、この波長帯域を3分割して(赤・緑・青)の3種の(色光)が、色の素として、全ての色はこの三原色…

 色の発生 

色の発生 昨日の図面の説明が抜けました(ゴメンナサイ)。 {第1図} は、熱擾乱のエネルギー放射の様子を示したもので、温度による(色変化や、放射のピークのレベルや波長や放射分布がどのように変化するのか・・ を示したものです。 {第2図}は、温度…

 光と色 

光と色 図、色温度 (三原色説の歴史) 三原色説は、古い昔から(経験的な色の事象を纏めたもの)として存在しました。 近代になって「光は電磁波」が明らかになりましたが・・、しかし誰もこの電磁波の正体を理解出来ないので、現在でも 「誤った色解釈」 …

 色は感じるもの 

色は感じるもの (色の感じ方) これまでの色彩学では、色には、光源色(色光による色)と、表面色(表面物体の色)があり、どちらも(色素の働きによる)と考えてきました。 この(色素感)による色の固定は、生まれて以来の経験が積み重なって、皆の身に染…

 三(原)色の構成 

三(原)色の構成 (三原色説) 錐体センサーのデータが、「どのように組まれて色になるのだろうか?」 ということですが・・ 、 従来からの三原色説では、可視光線域を3帯域に分割して、その帯域内の光の分布量だと考えました(第1・2図)。 そして (赤・…

 センサーと色出力 

センサーと色出力 (何故色が見える?) 「色とは何か!・・何故色が見えるのか!・・ 。 どの本を開いても、「色と光の関係」・「光源の性質(演色性)」・「視覚の構造と働き」・「色の性質(属性や混色)・色への反応や利用・・ など、周辺のことばかりで、…

 色データの組立て 

色データの組立て (画素データの掃引) 視野全体の景色が網膜に映り、各センサーは光の状況をキャッチして、自分のデータとして持っています。 これをアドレス順序に従ってMm行n列のデータ(第0行、0-1-2-3-・・・n、第1行、0-1-2-3-・・・n、…

 画面の構成とデータ操作 

画面の構成とデータ操作 (テレビの動画)) テレビなど・・(動画方式)は、1秒間に30枚もの写真 (静止画) を送って、あたかも画面が動いたように見せています。 (画像の伝送) この一枚の「画像を作るために、画面を小さな画素 (グラフ用紙の桝目)に分…

 画像データの集計 

画素データの集計 (画素データ) 人は目前の視野範囲を、百万画素 (1000X1000コ)程度に分割して、物の形や色を見ているようです ←(目の分解能や錐体センサーの数から)。 網膜のセンサーの分布密度が (上の図中ほど) に示されています。 L(赤)センサ…

 明暗が視覚の基本 

明暗が視覚の基本 色の歴史 一般用の色彩学の書物を開くと、まづ 最初は 「光と色」 で(何故色が見えるか?)から始まり、三原色 (白黒無視) からさらに、三属性・色相環へ・・ と進んで行きます。 この流れは、色彩の歴史(上図は色彩心理・ナツメ社より)…

 色の見え方 

[ 色の見え方(正しい見方) 光源ブリュッケ図 (色の見え方) 貴方は「色素論ですネ・・」、と言うと皆んな 「自分は違う」 と言います(意識しないが内心で思っているガ・・)。 {第1図}は、どの本でも最初に出てくる 「色の見え方」 の話ですが、誰も疑問…

 色素論 

色感覚(色素論) レンズ・錐体感度 「なぜ色が見えるのか?・・ 」、色彩工学的な説明は、昨年中で,ほぼ終りましたが ・・、内容を正しく理解できていない人が多いようです。 初心者は、良いのですが・・ 、旧色彩に精通した人ほど、「常識や先入観」が強く…

 比視感度 

比視感度 (立体型の色相環) 全色の配置は、円板型の(色環)に、白黒軸を立てた、立体型の(6色相環) とされていますが ・・ 、 実際の色配置は、青と黄色の彩度が大きく突出し・色相円板が(斜めに傾斜した形 → 第2図} になる と、マンセルは考えまし…

 背景色 

色感覚(背景色) (色の汚れ易さ) 看護婦さんやコックさんの服装が白いのは、清潔なイメージ作りのためです。 黄色やピンクなど、明るい色は汚れが目立ちやすく (弱い色) のようです。 赤は血の色(活動的な動物)・緑は静かな植物の色で、物の特徴を表…

 減法混色 

1 色感覚(減法混色)? 現在の色彩学は、全てが三原色の (6色色相環) を基にしたもので、色の基本 (構成や配置・・ )などを誤っていました。 ← (お気に召さない方が多いような感じですネ・・) 、 色の世界は実に巧妙に出来ていて(単純な原理や規則で…

 色相環の誤り 

(LMS入力による色配置) {第1図}は、LMSセンサーからの出力による、実際的ないろ配置の模型的な表示で、 {第2図}が、3軸直交座標による、色立方体を表示するグラフです。 この内容については、これまでにも触れているので省きますが・・ 、こ…

 空気の色を消す 

空気の色を消す (無色の範囲は狭い) 色の立方体は、6面の正方形の色模様が集まったものです。 {第1図}は、この色模様を表面から 順次めくって行ったものです。 中心に向かうほど、形が小さく・色模様が薄くなる傾向ですが、色の変化は(周辺では緩やか…

 中心は無色 

6 中心は無色 補色立体B (旧色彩の色と明度) 旧色彩の色立体は、いづれも、色相円盤型の六色色相環に (中心を貫通する白黒軸立て)、明度の異なる色の円板を積層した形になっていました。 しかし、(赤・緑・青B)の三原色と、(空・茜・黄)の三補色では…

 立体内部の色 

立体内部の色 彩度 (立体内部の色) これまでの色彩学は、色を有彩色と無彩色に分けて、(白・黒)の色扱いを放棄しました。 そして多くの(円盤型色相環)が作られましたが、後になって(円環中央に白黒軸)を立てた、立体型のものに変わりました。 現在の…

 色空間と立方体 

色空間と色のの立方体 色空間AB (新しい色空間) 私達は、従来の色彩学の (6色色相環) の誤りを、見出し訂正する中で、・・ 色の範囲は、「ある点を中心に四方八方 (立体放射状) に拡がっる (色空間) ことを見付けました。 そして、この色空間は、…

 4つの色明度 

4つの色明度 (立体の色相環) 昨日の話は、従来の色彩学 では、これまでの円板状の(6色色相環)に白黒軸を立て、で明度の異なる( 円板を) 順次積層して立体の色相環(円錐や球形)を考えました (第3図)。 ←(昨日述べたように、明度は(白黒度のみ)、…