2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

 カラーボックスの製作 

(カラーボックスの製作) これから大型の連休になりますネ。本講もこの間お休みとします が・・。 これからは(色配置)や、実際の利用面での原理の話になります、 話が錯綜し易いので、原理の話は、確実に飲み込んで置いて欲しいのです(アヤフヤでは進め…

 なぜ色が見える 

(なぜ色が見える) 熱擾乱の場合、光源材料の温度によって、放射する光の波長分布は決まっています(だから色温度)。 物体の表面色は、この光りを受けて、波長分布の一部を(吸収やり選択反射)して(夫々の色)を見せています(当然、光源光の波長分布の…

 演色性 

演色性 「昨日の図面では、結局、(青)色の感度は(Sセンサー)が(500nm〜)、(Mセンサー)が可視光の中央域、(LMセンサー)で赤色域(含む赤外)、と少し受持ち範囲が変わっただけで、従来の(三原色)と違わないのでは?・・」との質問がありました…

 センサー感度と色配置 

センサー感度と色配置 昨日の夜空の説明で(矛盾や不都合はない)感度曲線はほぼ良好(と勝手に決めて)次へ進みます.(センサーと感度域) *(L−M)の値は、(赤色で示した)域内の分布傾斜ですが、実際には赤外域に光分布があることを示しています。 …

 夜空と感度図 

4 夜空とセンサー感度図 昨日の(センサー感度図)は、筆者が強引にデッチ上げた(出力感度を反転して、入力感度を代用させた)ものなので、限界付近の傾向を見るもので、感度の値は出せません。 「棹体センサーの感度」(錐体とのレベル差)があったので、…

 センサーの波長感度 

センサーの波長感度 (赤外域の光り分布) 前回の話は、熱擾乱による放射の強度は、温度で大幅に変わるが、(太陽光などは遥 かに遠いので)目に入る実際的なレベルで(波長分布を比較した)ものです。これで、 光りの波長分布が(温度で回転?)のように見…

 色温度と赤外放射 

(色温度と赤外放射) (図3.28) 今回筆者は(色の原因を)を、→(目に入る光りの(強度や周波数分布)を、4つの視覚センサーで捉えて、・・総合判断した結果を、色に纏めて報告してきたもの)−−を明らかにしました。 これまでの色紙学は、(何が何でも三原…

 光の明暗と強度 

光の明暗と強度 本講のこれまでの検討で、「光りの強度」が(色の原因の一つ)と判明しました。 私たちは、これまで「光りが有るから明るく(無ければ暗い)のは当たりまえ・・と、「光りの強度」を(殆ど無視を)してきました。 ← (が、これが(色彩学混迷…

 光りは粒で考えよう 

(光りは粒で考えよう) 色は、人の視覚システムが、そのセンサーからの情報を元に外来光の状況(強度や波長分布)を測定して、その結果を利用し易いように(簡明に報告する)ための方法でした。 (電波の一般式) (電波)は一般的に [ a=A*sin(ω…

 電磁波の正体 

電磁波の正体(正しい電磁波の知識を) 昨日の(電波オンチ)は、挑発的で不穏当な言葉でした(オユルシ下さい)。 (光りは電磁波)と一口に言っても、電磁波にも色々の態様があり、一般に知られる(無線通信の電波)とは、かなり違っているのです。 電波の…

 三原色について 

(三原色について) カラーTVの普及で拡がった、一般生活での(色彩の利用)は、健康はじめ全ゆる部門におよび、今や欠かせぬものになってきました。 これに伴って、色彩学の利用・応用を目指した(コーディネイト)などが盛んな様子です。 ←(しかし、こ…

 色の見え方 

色の見え方(光源色と物体色) これまでの色彩学では、光りの到達経路によって、三種類の色に分けています。 A) 光源色 光源からの光りが、直接目に入り色を感じるもの・・ B) 表面色 物体の表面で反射した光りが目に見えるもので、最も一般的な見え方で…

 波長と色の対応 

波長と色の対応(波長と色は対応しない) 大方の書物で、上図と共に「光りは電磁波の1種で、可視光線はその内のごく一部である・・」と説明されます。 お馴染みのスペクトル図ですが、この色模様を一見して、多くの人が「波長と色の対応」を考えました。 し…

 色とは何か 

色とは何か? 1−1 光りと色 光りがあって始めて物が見える(暗闇では見えない)ので、(光が色の原因)は確かです。 大昔から、「色は、物体表面の色素が、光りに照らされて見える・・、色素は(赤・緑・青)の3種で、この配分で色が作られる・・とした(…

 新しい色配置 

新しい色彩学(色の配置)について 本講のこれ迄の説明で、「何故色が見えるのか」について・・従来の固定的な三原色(色素配分)を完 全に否定し、「光りに色は着いていない、色は人の視覚が作り出すもの・・→そして具体的に、光りの強度・分布特性と人の視…

 色の原理から立方体へ 

色の原理から立方体へ(色彩原理のまとめ) 私達が日常、何気なく行っている(モノを見る)行為が、実は(目と頭脳の膨大な協調作業)によって行われている・・など、これまで皆目分からなかった(視覚の働きの大枠)が明らかになってきました。 具体的には…

 色の組立て 

色の組立て (何故、色が見えるのか・・?)は(人類共通の大きなナゾ)でした. 昔から、自然発生(経験的)な色彩学が有りました(アリストテレス・・)が、17世紀に入って発展した近代科学が、色彩の世界にも入るようになりました。 しかし、近代科学の…

 出力感度 

出力感度 (LMS感度) 色が生じる原因を(センサー感度図)で説明すると、センサーと色を直結(L=赤、M=緑、S=青)する人(見方)が出てきます。 大雑把に見ると、(短波長域の光レベルで青色が反応し、長波長は赤色が・・と)波長と色が対応するよ…

 色の判定をする光の強度 

(色の検知範囲) 一昨日の「色の判定」図面によって、色が生じ原因は、3つの錐体センサーの感度の特性(最高感度レベル・波長分布)の(先端部分での僅かな違い)によるものでした。 色の判定が出来るレベルは、実際には非常に狭い範囲に限られ(※)、視覚…

 これが色の原理 

これが色の原理 「どうして色が見える(感じる)のか?・・」、(大げさに言えば)人類始まって以来の疑問でした。本講でも、これまで色々の推考を重ね、最も重要なポイントに差し掛っていました。 「光りの波長分布が色の原因」が、昨日の(色の判定・図面…

 色の判定 

色の判定 さて、・・「センサー感度のスケール」が、旨く作れたでしょうか?(出来映えはさておいて、本当はやる気の問題・・) これまでの所は、目のレンズを通して網膜に映った画像を、4つのセンサーが、夫々のデータとして頭脳へ送る段階、まででした。 …