2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

 頂点の色と名前 

頂点の色と名前 頂点の色 夫々の頂点は独特の色で原色 (8つ)です。(参照、4月21日) 第①図の上面はB面で、空・白・茜・青の4色には(B軸成分)があります。 第②図の 〃 Y 〃 緑・黒・赤・黄 〃 Y 〃 図示の色成分を考慮して、各頂点(原色)の色成分は、 …

 色面ー1 

9 色面-1 これまで、「色」について、詳細(物理的)な検討を行い、色の発生機構や色彩の構成分布など「色彩の基本」が明らかになりました。これらは、従来の説明とは違っており「全く新しい色の世界」を開きました。 これからは、実際の色の配置や広がり、そ…

 色の世界へ 

色の世界へ 昨日の「色彩度取扱」如何カナ?、本講座のハイライトなのですが(余り気付いてない?様子ネ‥そのうち分かる)。 (光の物理から立方体の解析まで‥)かなりのハイペースだったので(シンドカッタ)人があったかも‥ 。 遅れた人も(慌てない・マイ…

 色彩度の取扱 

色彩度の取扱 (三値の最大) いま或る色の実座標,P=(Rx、Gy、Bz)が与えられたとします。 * 三つの値のうち最大は(仮にRxとする)は、中心から遠く、表面に最も近付いています。(三値に同じ係数を掛けて(Rx*K、K=1.0〜XX)徐々に拡大…

 色彩度 

色彩度(同心立方体) この立方体は、一定の板厚の箱が何層にも重なって出来た「同心立方体」と考えます。表面の色を薄く剥がすと殆ど同じ(僅かに濁った)立方体が中から順次現れます。面は次第に小さくなり最後は中心点(灰色)に行き着きます。(三角錘) …

 ミラクルパレット-2 

ミラクルパレット 上の図面は(もうお馴染みだが)当初筆者ははこれを「ミラクルパレット」と呼んでいました、(参照、2月3日) (色の達人はご存知だった?)かも知れませんが‥、当時の私には大変な驚きでした。(混色法) 当時(それほど昔ではナイ)の話。…

 空間距離 

空間距離 (色の分布) 頂点(8)の色は三面に広がり、全ての色がお互いに混り合っています。(上図はボックス左横の(Y)面です)。1、AB二点間の色は色元からの距離の逆比になります。(黄色→緑)黄色や緑は色元から遠いほど薄くなります。 2、赤と緑の色…

 座標変換 

座標変換 (新しい色空間)では(視点の移動)により、全てが立方体の中心から外へ広がる形です。(立方体の中心)に座標基点を移動し、色の分布や現象・性質などを観察することになります。 旧来のRGB座標は(目盛り0〜255、基点0.0.0)でしたが、新しい座…

 新色空間と座標 

新色空間と座標 これまでの色は立体を外から眺めて(色が夫々の位置に配置されている)としてきましたが、昨日の考察結果から「色は立方体の中で、中心から外に(放射状に立体的に)広がる」もの、でした。 (色を見る視点を、外から中に変えて見直して欲し…

 色の成分 

色と色成分 昨日は、色ボックスの中身全てをお見せしました。 色は中心から外へ(立体的に)広がっており、これまでの外から眺め(一定の位置に配置され)た色と違っていました。 (頂点の色) 改めて「頂点の色」を観察して見ましょう。 夫々の頂点は独立し…

 全色の見本 

全色の見本 ボックスの色は、表面から中心に向う→灰色濁りが濃くなり→中心で完全な灰色です(参照、3月14日)。* 表面を純色、中心を元色、中間の全ての色は濁色です。 * 表面の色模様を表面色調と呼びます ←(従来の色相との混乱を避けるため) 中心の濁…

 RGBデータ 

RGBデータ1、RGBデータ (RGBデータ)は、三原色(RGB)の光量の値(3つ)で色を指示する方式です。 全色の表示が可能で(絶対座標表示)とも言われ、色データの表示手法として、工学面で(写真や光学機器、画像伝送など‥)に広く使われてきたも…

 色の立方体 

418 色の立方体 いよいよ待望の「色」そのものについて、見て行くことにします。 まづ「カラーボックス」を目の前に置いて下さい。(作ってない人は引き返して下さい!)。 (お帰りの時間を少しとります)hi では、再開します。貴方のボックスと上の図柄は…

 新しい色の世界へ 

新しい色の世界へ 私達が目にする「色」が、(何なのか?見える訳は?)をこれまで皆と一緒に探ってきました。 従来の(正道の色彩学)に敢えて反発・無視し、筆者の主張を強引に押し広げてきました。 (こちらの方が正しく判り易い‥と思うから)← 筆者の意図…

 標準の色配置 

標準の色配置(色の基準は全く無い) この講座は色の話なので、正しい色をお届けしたいのですが旨く行きません。音を上げてメーカに問い合わせました。 スキャナは(器械自体のセンサーの特性による)とのことで、同一メーカでも機種によって色の基準は違う…

 色の分布 

センサーの周波数 今可視光線帯域を(400〜800)テラヘルツとして、丁度中間の566テラヘルツを(緑)、更に2分割して476テラに(赤)、645テラに(青)センサーを、図示のように配置します。 (センサーの夫々の中心周波数と感度特性です)。(色別の感度) 組み…

 センサーの配置 

センサーのフィルタ特性 光の雨量計については何度か触れてきました(参照、2月23日、4月6日)。 雨量計に溜まるのは、光の粒の総数(光量)です、(本当の雨の場合は、全部を纏めた総雨量ですが)、今回は光の周波数別の分布を知りたいのです。 そのため3つの…

 色の発生 

色の発生 色は頭脳(目と頭の共同作業)で作られる(物によらない)がハッキリしました。予め色の配置があって,測った光の強さを、適当に当て嵌めているのでした。 どんな配置があって・どんな要素が色を決めるのか?を明らかにしたいのです。(色を決める要…

 視細胞の働き 

解像度 昨日の話は「適当な明るさ範囲を切り取って、明るい所は白から顕色系を・暗い所を灰色から黒に描く」でした。(何だかトンデモナイ所へ皆を連れてきた気がする‥ ←カゼ薬のせいかも?、落着いて本題に帰し、大至急(色作り)に向かいます ←アスタン&ス…

 CMYは仮想色 

CMYは仮想色 CMYは仮想の色(黒色は何者?) お月さんや星が昼間見えないのは、周りが明る過ぎるからで、月(満ち欠けは別)や星の光は一定です。 或る光の(明るい暗い)は周りとの対比で決まるので、それ自身の明るさではありません。 階段下や木陰の…

 補色と元色 

補色と元色 補色と元色(画像の変化と差分データ) 画像データの平均値は、(画像の部分変化により)毎回値が違っています、このままで差分値を求めると、大方のデータは変化がないのに差分値が変わってしまい、そのままでは(画面表示がふらつく)ことになり…

 差分と同期 

) 差分と同期 (画像の明暗範囲) 人の目の明暗の範囲は非常に広く、一枚の画像範囲(10〜数十倍程度)ではとうていカバー出来ません。予め一定の明暗範囲を決めて画像を切り抜きます(超えた範囲が、黒潰れ・白飛び)。 従って画像は、(画像データ)との(…

 画像の作成 

画像の作成(ビットマップ図形) 画面をグラフ用紙のように縦横に細かく分割し、桝目の一つづつを画素と呼びます。(分割数を増やすほど図形は正確に詳しくなるが、情報量が大きく扱い難くなる) 画素の位置は(左上から右へ) 第0行(0列、1列、2列‥ ‥n…

 対数圧縮 

7(対数圧縮) 目が扱う明るさの範囲は非常に広く(〜何千万倍。参照、3月27日)、123‥→の歩進では、数が大きくなり扱い難く不便です。 光の強さを「指数表示」←(目盛りの並び方は「対数圧縮」)することで、明暗どんな明るさでも(同じスケールで扱える…

 光の雨量計 

光の雨量計 (光量の測定) 色や形を知るために、まず光を集めることが第一です。 光は、雨のような粒がバラバラと空から降ってくるイメージです(参照、3月18日)。 雨(エネルギー)の強さを知るために、雨量を測るのですが(光は種類(周波数)によってエ…

 目の働き 

目の働き 目の構造はよく「カメラ」に例えられます。光学系については理解しやすいのですが、光を受けて(網膜)からの後の処理が(高度で複雑)です。 最近の医(解剖)学からのレポートが多く寄せられ、この方面の知見が急速に進んできました。 私たちはこの所…

 視覚の発達 

(視覚の発達) 最も下等な単細胞のアメーバも光を感じて集まります。「明暗の感知」が視覚の始まりで、次第に発達して(危険察知・食料確保‥) 確実な眼になった(→単レンズ→焦点・明暗調節)と思われます。 始めは1つだった目が、前後左右を見る、物の形を…

 散乱ー拡散度 

散乱反射 →拡散度 (散乱反射) 一般の物質表面で光が反射するとき、表面の凹凸によってあらゆる方向に光は散乱させられます。 (纏まって力を示した光も、散乱により(束の光ががバラバラの状態に)光の素子に戻ったと考えます)従ってある方向から見る光は…

 倍調波と透過光 

倍調波と透過光 倍調波と透過光 倍調波を呑み込んで戴けたでしょうか?(理屈じゃナイ‥これまで不明だった部分を埋める新しい要素←従来と違った何かを考え、その適合を探ってみるのです)*(楽器や鐘の音でもよい‥。音色には純音でない(音・響き)が混じって…

 倍調波の発生 

1 倍調波の発生 (太陽)光が物質表面で反射をし→色が見えて→物があった、ことが判ります。 物質(固体や水滴)に進入してきた光は、表面の凹凸により任意の方向に進みます(散乱・反射波)。 このとき光の(反射・屈折・消耗)などが、(周波数←波長)によって…