色面ー1 

9 色面-1

 これまで、「色」について、詳細(物理的)な検討を行い、色の発生機構や色彩の構成分布など「色彩の基本」が明らかになりました。これらは、従来の説明とは違っており「全く新しい色の世界」を開きました。
 これからは、実際の色の配置や広がり、そして相互の関係などを見て行きます。(オカシナ先入観は捨ててネ)

 (色面と座標値)
 カラーボックスは、六面で構成されていますが、夫々の色模様は違っています。 (面の名前)を付けるため、各面の最も大きな特徴を探すことにします。 立方体の作成で、面上に色を配置した時、 
 各点の座標値は、(3つのうちの2つが動いて色が変わったが、一つは一定値のママ)でした。一定値の軸名を(面の名前)とします。
 (R面なら、Rの値は常に一定(最大)で、GとBの値が変わります)

 (色面の配置)
 (例によってボックスを手元に置いてください。 黒-前下。白-奥上)

* 白から対角の(斜め向こう)位置が、赤色なら(R)面です。RGBデータの値は、この面の何処も最高値(R=1.0)になっています。←上面
* 同様に、 奥の左側は、白→緑で(G)面です。
 奥の右側は、白→青で(B)面です。 底の面は、黒→(の対向位置は)空色(シアン=C)面です、RGB値はRが全て(0)→Rの反対はCです。
 同様に、 右は、黒→茜で(M)面(G=0)。 左は、黒→黄で(Y)面(B=0)です。
 (面の名は、白または黒から斜め向こうの色を見ればよい)

 (展開図)
 上の図は、立方体を切り開いたものです。
左の白の真下は緑色(G面)。中の白の真下は赤色(R面)。右の白の真下は青色(B面)。 左の黒の真上は黄色(Y面)。中の黒の真上は茜色(M面)。右の黒の真上は空色(C面)。 

 ←色面はよく使うので、全部カクニンしといてネ)