2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 全色の色票 

全色の色票(色票) 人に色を伝えたり、色を作るなど・・ 実際に色を使うときには、「色の指定」 が必要になります。 色を比較し正しく決めるためには、正確な 「色見本」 が必要です。 これまでは(色範囲も決まらず。系統的な色表示も)完全なものは、在り…

 色彩度と実座標 

色彩度と実座標 (三角比) 立方体の図柄は、(フィルムで写真を映写したように)、光源(O)の光りが(k’)位置のネガの画像(Ra’)を、表面に拡大して(Ra)の大きさで見せているのと同じです。(右上図面) そこで、三角比の公式、{(k’/K)=(…

 色彩度 

729 色彩度 (同心立方体) この 立方体の表面を捲ると、中からほぼ同じような図柄が現れます。 さらに(玉ねぎのように)中へ剥いて行くと、中心に向かって図柄は小さくなり、色が次第に薄くなります。 ←(古い図では(中心付近が灰色に描かれた)ものがあり…

 座標データの読取 

座標データの読取 座標位置は旨く出せるようになりましたか?、 練習のため実際の座標データを少し拾って見ましょう。 図面は(Y面)で、昨日の図では左後ろに隠れていたものです (黒の斜め向うが黄色はY面)。 (図表の工作) 上の表を別に印刷してから…

 元色は無色だった 

元色は無色だった (グラフ座標) 今日も、グラフ座標の読み取りが本命です。 他の話はこれまでのオサライです・・ (図面の説明) きょうは、立方体の頂点間を斜めに結ぶ「色軸」の変化を見て行きます。 (下図が、軸の色並びの、新しい図面です。 右上の図…

 頂点間の座標 

(頂点間の座標) 座標位置の値を読取る練習をしましょう。 まず、上の図面は(混色説明用のもの、を借用したので、・・ 黄ー緑間の目盛りの値を(100〜0〜ー100)に変更して下さい。(面の周辺も、角が(100)%、辺の中央は(0%)を記入して下さい…

 頂点の色 

頂点の色 さて、大変長くお待たせをしましたが、愈々実際の色の話に入ることにしましょう。 ← (この辺りは、先月上旬に触れた所です。 グラフに慣れ (色の感を養う) ためページなので、全ての色位置について(サボラズに)全部を確認して下さい。 (グラフ…

 座標位置と色の名前 

座標位置と色の名前 (カラーボックスと座標読み取り) カラーボックスは出来上がったでしょうか?{BOXを持たない人は、講義を離れて下さい ※}。 デハデハ BOXを机上に出してください。 BOXを使用して、「任意の位置のデータ値を読む」練習をして…

 立方体の色配置 

立方体の色配置 (色の立方体) (L・M・S)の3軸の目盛りに対応下全ての位置にデータがあったとすると、軸の交点を囲んで(色の立方体)が出来ます。 6つの正方形の集まり(正六面体)で、8つの頂点があります。 頂点の夫々は独自の(原)色で、この色が …

 系統的な色配置 

系統的な色配置 (色の表示法) 私達は、殆どは全ての生活情報を(視覚)に頼っています。 だから「視覚」は、五感の中でもダントツに大掛かりで複雑なシステム、になったようです。 特に色システムは精緻を極めたもので・・情操・芸術など生活を超えた部門…

 新色彩の色扱い 

新色彩の色扱い ★★ 昨日の掲載分でしたが、記事が手違いで消えました。(ダブりになる人に・・)この記事は、今日の日付にします(ゴメンナサイ)。★★ (センサーの働きと色種別) 人の目は、明暗向きの棹体センサー (高感度で、夜の暗所でも物の存在や危険…

 色の表示法 

色の表示法 (色の歴史) 人類を始め殆どの生物は、皆(太陽の光)を利用して生活してきました。 私達の色の利用の始まりは、当然、生活上の必要性(食料確保や危険回避)に基づくものでしたが・・ その後、呪術・芸術・医学・・などに広がり・・、 近年にに…

 座標表示 

座標表示 (RGBデータ) 色彩工(光)学の部門では、色を操作するための手法として、「RGBデータ」 が広く利用されてきました。 RGB手法は、三原色の考え方から出たもので、RGBの3値で色データを構成することで、(色の理・工学的な利用を可能に…

 旧色彩の白黒 

(光のエネルギー) (旧色彩の白黒) 旧色彩では、(X+Y+Z=1)の形で、三原色の「配分比率のみで色が決まる」として、光の量(強さ)は全く無視してきました ← だから、(赤・緑・青)夫々が100%で(白)のとき、夫々が1%で(真っ暗でも )黒で…

 色明るさと光の強さ 

(色の明るさと光の強さ) (色相環の色配置) 旧三原色では、可視光線帯域を3分割して、夫々を(赤・緑・青)の三原色として、この三光の配分比率で色が決まる・・ としてきました。 ← (X+Y+Z=1 の形で)、その (量) が光の強さで、白黒軸の高さ…

 波長帯域 

波長帯域 旧来の色彩は、色の三属性として(色相・明度・彩度)を挙げましたが・・ 、色相には(白黒が含まれず)、明度は、(4種の色明度を知らず、白黒度のみを明度としていた)、 彩度は、(基点を誤ったため、方向も度数も定まらない)、 モノでした。 …

 無色あれこれ 

(無色あれこれ) i彩度、志気彩度B (中心は無色) 右の図は(四種類の軸色の明度を、夫々別に抜き出したものです。 (立方体の色軸を垂直に立てると、色の等明度面は水平に広がります)。 軸端の色は(他の色組も同じ)補色なので、両端の色は(打消し合…

 色の明度 

色の明度 昨日の話で (白黒と明暗)の区別はハッキリしましたネ・・ 。 目がモノを見ようとするとき、光のの強度を一範囲を制限して、上限を(白)、一定幅の範囲だけを見ることにし、限度以下は(黒)くして、見えない、ようにしました。 ← これにより(範…

 色の明暗 

色の明暗 (色の明暗) 色の明暗って何だろう・・?、いま貴方が思ったことをメモしておいて下さい。 (明るさと光の強さ) * 光が無ければ、何も見えない。光があって始めて(色や形が)見えるので・・ 、明るさ(明暗)は=(光の強さ)・・ と思った人は…

  立方体の色配置 

立方体の色配置 新年用6面 さてさて、前置が大変長くなりましたが・・、これまでに「色の立方体」の成因については、説明をしてきたので、「立方体の色」について、少し詳しく見ることにしまょう。 (色の立方体) 頂点や表面の色の配置は決まって(反転色並…

LMS要素の配置

LMS要素の配置) (三原色の色方向と配置) 旧色彩では、(光=色)なので、センサーの感度出力の値を、即グラフ軸に割り当てる と、「色の配置(RGB4方式)」が作れます。 (極めて単純明快ですが・・ ) → 但し、光の強さや量に(−)は無いので → …

 センサー感度が色の元 

センサー感度が色の元 三原色比較 (三原色説) 図の上行は旧色彩(三原色)の説明ですが、・・ 簡単に言うと太陽光は(赤・緑・青)の3原色光の集まりで、この光を(赤・緑・青)の各センサーが受取り、その出力の比率で色が決まる、 というのです。 ←本図…