色の表示法 


 色の表示法

 (色の歴史)
 人類を始め殆どの生物は、皆(太陽の光)を利用して生活してきました。
  私達の色の利用の始まりは、当然、生活上の必要性(食料確保や危険回避)に基づくものでしたが・・ その後、呪術・芸術・医学・・などに広がり・・、 近年にになって、工業的な利用 (染色・焼物・印刷)などの部門が大きく拡がりました。
 その後は(世界大戦)で技術は隠され(成果も無かった?)ました、戦後カラー写真やテレビなどが普及したが、技術は(メーカ)に隠されたままです。
 ここ最近(十数年ほど) パソコンの普及で(プリンタやディスプレイが家庭に入り)皆なが色に触れる機会、が増えてきた様子です。

 (色の利用)
 私達の色利用を大別すると・・ 。 「あの色画キレイ」「、〇〇がどんな色をしていた・・」 など色の種別を正確に指定すること・・ と、「絵を描いたり・・、色を作り出す・・ など(色の再生)になります。
 いづれの場合も、色を並べて(比較する)ことトが基本ですが・・ 、(景色などは動かせない)基準色を定めて、「それとの比較」が求められることになります。

 (全色表示法)
 全ての色を表せる(色見本 ←全色体系)は古くから求められ・・ 多くの色表示法が提案されてきましたが・・ いずれも色範囲が定まらないため・・ )決め手を欠き、「多くの色票」が散在したままの状態です。
 * (立体色相環) は、 全色表示を謡いますが・・色の配置や数値扱いなどで、理学的な根拠を全く持って居ないのです。
 * (RGBデータ)は、 全色表示が可能で、数値扱いも明確で、系統的な色表示として最適か・・ と思われましたが・・ 「データの値と実際の色対応」が今ひとつ合わない面があったので、利用範囲が工業的なデータ利用に限られ・・ 一般的な利用にまでは拡がりませんでした。