2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

31、色の判別

(熱擾乱光の色温度) 光の分布 熱擾乱光の色や波長分布は、発光源の温度によって決まっているので、溶鉱炉や窯焼きででは(逆に)焔の色で温度の判定が出来ます。 太陽の表面温度は(5〜6千度)で全色を合わせると白色ですが、私達がものを見るとき青空を通…

28、図表の扱い方

図表の扱い方(波長扱い) (第1図左上)で、可視光線の範囲を無線通信の電波を比較した図面ですが、下の電磁波は10進数値の(対数)並びなのに、上の可視光範囲は波長(数)並びになっています。 このため、(小さくて分かり難いが)詳しく見ると、上の(カラ…

27、色温度曲線分布

[ 色温度度分布の中身 熱擾乱光の分布は、波長別の強度を縦線で表したものではなく、波長(周波数)を変えながら振幅が変化(消長を示す)するので、横長の線の積み重ね、になるのです。(ここがワカリニクイ)(色温度の曲線) 昨日の「色温度曲線の図」で、光…

26、光の波

(光の説明がワカラナイ) これまでの「光」は、電磁波のうち一定範囲の光(可視光線)でしたが・・、新しい(光の話)は、全く納得出来ない、と言う人が居ます。 (曖昧な解釈はしないよう注意デス)「擾乱光は、一定の固定波長を持たず、連続的に変化する光」…

25、波長が連続変化する

* 波長が連続変化する ≪ 「光の電磁波は波長を持たない・・」?、これまでと全く違う説明に、(面食らった)人が多いようですが・・、 (熱擾乱光・色温度)の話は、別に新しい話ではありません。 これまで、電磁波は固定波長と思っている人が多いのですが、…

24、熱擾乱光の分布

熱擾乱光の分布(3帯域の分割はナイ) 本図は昨年の(10月8日)掲載したモノです(当時のHP講座を参照して下さい。 左上の(第1図)は、昨日の「太陽光の電磁輻射強度」ですが、下の「熱擾乱の放射図」の曲線と同じ形です。 つまりこの図から、太陽の表…

23、可視光線の範囲

可視光線の範囲 地球上のの生命はすべて、太陽からのエネルギーを受けて生活をしています。 だから私達の体や器官で(視覚=目)は、地上に届く太陽光に合わせて、発達をしてきました。 ←(最近の人工光など、長い人類の歴史からは問題外です) だから、太陽の…

22、電磁波の取り違え

* 電磁波の取り違え (ニュートンの分光実験) 色彩書を開くと、どの本も第1章は「光と色」となっていて、(光があって始めて色が見える)のだから「光が色の原因だ」と・・話を始めます。 そして「光とは何か」ということから、太陽光の電磁輻射のうち可視…

21、色彩学破綻の原因

旧色彩の破綻の原因は、実の所は、私達自身の心の中の(色素感)にあります。 現在の色彩学は、近世以降の(物理派と心理派の対抗の歴史)を未だに引き摺って・・、色の原因や色の基本(配置や構成)など未だに不明の儘で、統一的な(規制や体系など)は全くナ…

20 (旧色彩は放棄しよう)

≪ 筆者の病休により、本講座の(色彩に関する部分)の補足説明を、(9〜10)月の2か月足らずの(超特急)で進めてきました。 ←(健康不安で先を急ぎました) 旧色彩とは異なる全く新しい「色の要素や体系なので((初心者には、キツイ所があったかも知れません…

18、 色の体系 

色の体系 (全色色票) 昨日の図で、新色彩の全色の立体配置(6面の中心に向かう色彩度変化)を示しました。 どの色も中心に向かって、灰色(無色)濁りが入って(色彩度)が下がって行きます。←(中心を過ぎると(補色)に代わって色彩度が上がって行きます)(色…

17、色の不思議 

色の不思議 昔、「色は人類の永遠の不思議である」と言った人があるそうです。 確かに色を操作していると、不思議と思う現象に行き当たることがヨクあります。 この辺りもシッカリと考えて・・いい加減にゴマ化さないようにしましょう。(色の比較) (標識)…

14、色彩度 

色彩度−1 (ローカルカラー) (下段左端の図)は立方体の色面を「田の字型」になるよう切り開くと、頂点の色を持つ3面が集まった、「8つの(緑)色の小立体(色グループ)」になります。 (下段の図は(小立体では色変化が見え難くい)色立方体の各色頂点…

14、4つの色度

カラーの白黒化) 現在は、何んでもカラーの時代なので、白黒写真が欲しければ、自分でカラー写真の(色味)を抜いて「白黒写真」を作らねばなりません。 このときの(カラー)→(白黒)の変換のテクニックは、カラー画像のある画素の、データ値が(Ra、Ga、…

13、同芯立方体

色彩度のオサライ 〈 色彩度はこれまでの説明で、分かって貰えたでしょうか? 新しい色の基本で大切ですが(旧色彩が間違えたトコロ)なので、ここでシッカリとオサライをして下さい 〉(旧色彩の彩度) また、旧色彩の(彩度)は、該当色から (白黒軸までの)…

 混色計算

(旧色彩に混色法はナイ) 旧色彩では、2種類の色があり「光の加法混色(赤緑青)」と「色料の減法混色(空色・茜色・黄色)」と説明されますが、(色の種類が限定されて、計算法も無く・・)、これでは混色法にはなりません。 上記図面に記した、回転ごまの(継…

12、混色計算

11、正しい混色法はナイ

(旧色彩の加減法混色) 左端(第1AB図)は、旧色彩(三原色の加減法混色法)の3円表示です。その右(第2列)は色の混色で(空・緑・黄)(黄・1?・茜)(茜・2?・空)。第3列は光の混色(赤・黄・緑)(緑・空・青)(青・茜・赤)です。 ← 第2…

 RGBデータの座標変換

先週は、全色の範囲とその色名などについて説明をしました。 座標の色名を奇異に感じた人も、慣れれば(色混合での)便利さが実感出来るハズです。(今日の図面は9月27日のモノです)。(RGB座標) 現在一般的に利用されている色表示法(マンセルやオス…

 RGBデータの座標変換 

07、色の3属性?

≪ 色々の話が出て、少しヤヤコシクなったので、大切な色を構成する要素について、概観的に整理して置きます ≫ 色の3属性 旧色彩では、「色には、色相、明度、彩度という3つの属性がある・・」と説明されます。 「属性」とは何とも奇妙な(歯切れの悪い)言…

 06、中心は無色、外へ拡がる色

これまでの話は、立方体の外面の色でしたが、これから立体の内部を調べることにしましょう。(色はベクトル) 旧色彩では、(色)の本質が不明のため、色に関する規定もなく、取扱いは(曖昧)で、(色=位置など)誤った使用(※)が拡がっています。 RGB方式…

06、全色の表示

≪ 立方体の色の大凡は掴んで頂けたでしょうか・・?、 これから立体の内部の色を調べるので、更に複雑になってきます。 (カラーBoxを作って)片手に持って講座を進めて下さい。 ≫ ≪ 本講座は、筆者が提起する新しい色彩学なので、内容は(独自の理論や考…

05必ず4色の合成

必ず4色の合成 (直線の色変化) (第2図、右上)は、Y面の色変化の様子ですが、(さらに右上角)の黄色と緑色の間の色変化は(なだらかに)均等な変化です。←(印刷が悪く緑が強いですが・・) だから、色は材料の配分比で決まるので、この場合、黄色と…

 色面の展開図(色軸)

(白黒軸について) 旧色彩では、色と白黒は別物でしたが、新色彩では、白と黒を他の色と同様に、1組の色(軸・諧調)と考えます。 上段の(第1図)図は、右の立方体の(黒-白軸)を立てて、回転させた6色面の展開図です。 左から(L面、P面、S面、C…

 01、色名と色の配置

(色位置=色名)の記事を今日掲載します。 (来週から「色の利用」が詳しくなるので、実際の色で試し・慣れて下さい。 カラーBoxの制作(今日の図面のがヨイ)をゼヒお願いします。 ←(記事内容が分かり難い人は、色立方体の斜視図なども参照して下さい…