27、色温度曲線分布
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色温度度分布の中身
熱擾乱光の分布は、波長別の強度を縦線で表したものではなく、波長(周波数)を変えながら振幅が変化(消長を示す)するので、横長の線の積み重ね、になるのです。(ここがワカリニクイ)
(色温度の曲線)
昨日の「色温度曲線の図」で、光の素子は曲線を(Nコに分割した小部分)とします。
2000度の場合(温度毎の図面では煩雑になるので(N=1分割)とします、2500度では(N=3)コ、3000度は(N=6)コ、・・と多くの素子が重なっていると考えます。
各素子の夫々の大きさは非常に小さいが、どれも(200nmから長波長へ向けて)連続発光するので、横長の細い線になります。
この図の場合、 〜2000度1コ、〜2500度3コ、3000度6コの素子が(重なって)光って曲線になるのです。
中心が2500度の発光源は、周囲に(2000度)部分によって保たれた温度なので(その場所は既に2000度の発光があり)その上に(2500度の発光部分)を上乗せした形(※)になるのです。
※ 低温部がナイ(中抜け状態)の高温は(あり得ない)ので、高温部の発光は常に、より低温度の上に重なった形になります。
※ ←光は、フラッシュのような光り方で、一瞬で広範囲の分布を作ります。 だから(一定波長の電波が無数に並ぶ、は(あり得ないので)光粒の波長が連続的に変化する)としました。
従来の測定法(一定の波長を待ち受ける)は通用しないので、光の粒(フラッシュ)の点滅回数で(光の強度)を測るのです。
以上、余りにも「ご都合主義」に見えたかも知れませんが・・(実の所)光の正確な姿は、ヨク分かって居ません。 (皆さんに分かりヨイように描いたモノです。 ←(擾乱光の広い分布は(旧来の単一波では)説明が付きません。 これが絶対に正しいとは言いませんが、違った解釈をしないように気を付けて下さいネ)
サテ、目が見る光として、熱擾乱光を採り上げましたが、他に、スペクトル(放電)光,
冷陰極(蛍光)や最近のレーザー光など色々あり、応用も拡がっていますが、・・それらの基本が意外に分かって居ないようです。
私達は 難しい数式や議論は、敬遠しますが・・(現象や結果)は正しく受け取るように努めましょう。
※← 上の色温度分布図 についても、「輻射エネルギーの分布」が、図のような結果になって居る・・などの(事実は絶対に曲げない)で議論を進めるコトにしましょう。