2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

 本稿で講義を終了します 

本日で 最終講 にします 本年1月から始めた本講も100日を超えて、お伝えすべき講義内容もほぼ完了したので(色に関する)講義は、この辺りでひとまず、終わろうと思います。 長らくのお付き合い、本当に有難う御座いました。 とは言っても筆者も、まるま…

 色彩度の実際 

(色彩度の実際) (色彩度)の内容・詳細については(色彩度: 3.22〜 )等でも説明をしてきました。 実は、(色彩度)は もっと身近に、目の前に、日常的に展開されている、(非常に大切な要素‥?)なのです。 (→ 筆者は、(色調と色彩度が、色の2大要素…

 色彩度の修正 

(色彩度の修整) 筆者の(正しい色を再現したい)思いが色への関わりの始めでした。 白黒では、自家処理なので下手でも納得してましたが、カラーの時代になって(総てお任せ)になると不満が出てきます。 パソコン(デジタル処理)になって色の操作が可能に…

 光と色彩度 

(光と色彩度)(色の純度は、色彩度) 第1図は、(色の純度:3.31 の再掲です。参照: 色彩度:3.22 ) 位相角の異なる2色光の合成では、(エネルギーレベルは2色の加算)そして(色度は、2色による平行四辺形のベクトル合成)になり、 色の純度は=(色…

 散乱光と透過光 

(倍調波について)(倍調波の発生)上の力を受けることで変形し、 太陽からの光は、大気中に入り込むと、空気分子やチリや水蒸気色んな物質に遭遇しながらそれらを潜り抜けて地表にやってきます。このとき(物理的な障害)や(電磁気的な力)などを受け、そ…

 桿体センサーの感度2 

(桿体センサーの感度) (風邪がヒドク脱線しちゃったゴメン → 11日、桿体感度に帰ります) (色に対する効果) 桿体は数も多く明暗信号、輪郭・形状把握などから高い解像度と高い感度を持っています。波長範囲は錐体より遥かに広く可視光線の範囲を超えて…

 色を正しく扱おう 

(色を正しく扱おう)(加法混色も誤り) (加法混色)は、色光と色光の合成のことです。( 色度の分布の図面:3.31 )を出して下さい。* 同色(赤)を足したときは、光の強度が2倍、色相は同じ、色度も2倍、色の純度は変りません。 * 赤と緑 〃 、 〃 2…

 減法混色は誤り 

(減法混色はウソの固まり) ここまで講義を進めてきて、どれだけ皆さんに分かって貰えたか?‥(筆者としては気懸りです)。 インタネットでは未だに「減法混色」が堂々と(掲示)されています。 あれほど(誤りだ)と説明してきたのに‥ 本当に分からないの‥?…

 桿体の感度 

(桿体の感度) これまでの話は(錐体センサー)の色検知に関する感度特性について‥ でした。が、桿体センサーの話は全く有りません。 桿体の動作について(どの書物も)次のこと以外は、全く触れられていません(殆ど何も分かっていない)。 *「桿体は、薄…

 ブリュッケ図 

ブリュッケ図 一昨日のブリュッケ図にセンサー配置を対応させたものです。 まづ、赤から緑色の帯域に注目して下さい。明るいときは広い波長域(赤色は650nm、緑色は510nm)で動作していますが、 光が弱くなってくると、次第に帯域が狭くなり(赤や…

 錐体の感度 

錐体の感度(歳を取ると、風邪が居候を決込み、中々追出せなくって困りますhi) 昨日の図面を再掲しました。 いま図のように、色温度線の交点の近くに置かれた(2つのセンサーの値)から、両者の差(SA=R−G)を求めます。 光の色温度による2値の差…

 センサーの感度 

(視覚のセンサー) (風邪がヒドイ、雑把な記事ご容赦下さい)(色温度 → 上段の図)) 上段は、昨日の色温度の図です。(緑と赤)の位置に(M,L)の2つのセンサーが置かれています、波長分布の傾斜から(色温度) = 光の波長分布状況の大略を知ること…

 色温度 

(色温度) 大抵の本で(色温度)は、光の色が8000度など、(上の図面)と(青空と夕焼けの写真)が掲載されて‥、一体何んのこと?‥どうもピンと来ませんネ。 色温度は溶鉱炉などの(熱源の温度)の話で、「物が燃えるとき、始めは(赤い光)が出るが、…

 光の色 

(光の色) 光の表示について、おさらいをして置きましょう。(説明は左上から順に)* まず始めは(ニュートンの分光図)ですが、理・科学的な(色扱い)の最初と言われます。内容は(光の分解・色並びの発見‥)ですが、他にも→ 電磁波として(周波数の範囲…

 視覚の色並び 

(視覚の色並び) (今日の図面は、周波数を横軸に取った色並びです、色循環の話なので→円環のつもりで見て下さい) これまでの話で(色)は「光の周波数分布の状態を、視覚が観察し→結果を(色)として伝えたものでした。(光による6色環) (図面下段)→ …

 スペクトル光 

(スペクトル光) 昨日の図面の左側には、電球や蛍光灯などの(波長分布の図)が出ていました。 ここで示されている(特異なスペクトル光)の説明(色の解析を忘れて)を飛ばしていました、 スミマセンが(3月31日:色度の分布)へ帰って下さい。(色の純…

 色の基準 

(色の基準) 色の基準 これまで、いろんな(色の話)をしてきましたが‥(色の範囲や中心‥など)考えると‥、これまで「何も決まっていない」ことに気付きます。 工業の規格や測定器もマンセルを基準にしたとか、XYZの刺激方式‥など色んな方式があり決ま利…

 波長と周波数変換グラフ 

波長と周波数 色彩の書物で(光の記述)は全て(波長)で記されています。周波数による説明は見当たりません。 (光の屈折や干渉‥の原理説明‥以外)大抵のものは(光のレベルや色に関するものなど‥)周波数表示の方が適しています。(単に、軸や説明の良否・…

 色の模型 

(色の模型) 本年始めから講義を再開して、ようやく(本格的な色の話)に掛かった途端に大地震‥ 負けるものか‥ガンバッテ漸く(最大の難所)を抜けて(予定講も終わり)もう大きなテーマはありません。 これまでは(遮二無二、原理説明に走っていた)ような…