桿体センサーの感度2 


(桿体センサーの感度)
(風邪がヒドク脱線しちゃったゴメン → 11日、桿体感度に帰ります)

 (色に対する効果)
 桿体は数も多く明暗信号、輪郭・形状把握などから高い解像度と高い感度を持っています。波長範囲は錐体より遥かに広く可視光線の範囲を超えて拡がっています。
 桿体の信号に色別は無いが、視覚の判定は4センサーの総合なので、色については、錐体の指示した色方向のレベルを高める働きをします。
 つまり、桿体が(赤外領域の感度)を受けるときは(赤色を強調)、(紫外線領域)なら(青を強調)するように動作します。 ←(色彩心理の効果 ← 第1図))

(センサーの感度範囲)
 これまで、視覚の働き(色について)何となく(可視光線範囲)に限っていましたが‥ 
 桿体センサーは(可視光線域だけでなく)更に広範囲の光を、常に監視をしています。
 したがって、桿体センサーからのレベルは、外界の光状態を代表するもので、常に視覚システムの、判定基準として、動作していたようです。
(倍調波の発生)
 海の波・音の波‥全ての(自然の波)は、必ず倍調波を伴っています。 光は「電磁波」ですから当然(倍調波)を伴っています。
 波は通常は、出来るだけそのままの形を保とう(保存性)としますが、障害物や外力を受けると形が変わり(倍調波を発生)します。 太陽光などが、物質表面に入射し屈折(電磁気的な力)を繰り返し、多くの倍調波が発生します。
(赤色の感度)
 (4.11日) 第3図のように、桿体センサーの帯域幅があるとすれば、赤色光の(第2,3,4倍調波が)桿体センサー感度として受信され、赤色(錐体)感度に(+)されます。赤や黄色の感度が、青色より高いのはこのためです。
 (赤色および青色は、色帯域の両端で(感度抑制)されると思われる。このため黄色の感度のみが異常に高く感じられる)