2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 色の立方体へ 

色の立方体へ 頭脳からの出力は(波長分布の状態)を示すもので、まだ色ではありません。(L’、M’、S’)の3者を突き合わせて、(色)を決定する、(色変換装置)が必要になります。 色は、画素単位なので・・ 、この変換装置は各画素に一つずつ存在し、画素内…

 色の立方体 

色の立方体 (出力データは、網膜へ帰される) 頭脳から返された信号(L’・M’・S’)は、まだ光のデータです。 この3つの値は、元のアドレス(画素位置)に正しく配置され(3つを突合わせて)初めて(色が決まる)のです。 この(アドレス指定 ←は大変複雑なの…

 光の強さはエネルギー 

光の強さはエネルギー 昨日の話で、「青い光りは暗いのに強く、赤い光りは明るくよく目立つのに弱い・・ が」 納得出来ない人が多いようです。 (こんな所で躓いてはイケナイので・・)、こちらから逆に質問します。 (貴方は何も考えてイナイ) 筆者、「青い光…

 色の立方体 

色の立方体 (頭脳コンピュータ)は、センサーからの「入力信号」の解析・整理を行い、「光りの波長分布状況(データ)」を返します。 この出力信号は *(K信号) ― (棹体センサーからの信号を基本とするもので、光り全体の強度レベルと、(L・M・S)セン…

 白黒と明暗 

白黒と明暗 先週の話は、光の発生から〜色の画像になるまでを・・ (色彩工学的での)流れを追ったものでした。 今日の話の要点は、(光の分布)によって(色の見え方)は変わり)ますが・・ 光の分布が直接色を作るのではなく、(光の強度レベルと光の分布…

 色データの収集 

色データの収集 (画素データの収集) 網膜には、(LMSやK)4種のセンサーがあり、 各センサーは、メモリ材質の一部が感光することで変質し(データ)として溜まる構造になっています。 各センサーは(写真フィルムのように)4層で拡がっていて、外部の…

 混色について 

(混色について) (加法混色) 、隣接した 二つの光がピッタリと重なると(航海灯など)、(白く明るく)新しい色が合成されたように感じられるもので、「加法混色」と呼ばれています (テレビも同じ原理)。 しかし(光自体は、多重に照射しても変らない ※…

 物体の表面色 

物体の表面の色 (加法混色) 私達は、色の原理として、小学校で 「光と色の加減法混色」 を習いました.。 しかしこの中の 「色の減法混色.」は、(実験の不備や観測の誤り)だった、ことをこれまで指摘してきました。 「光の加法混色」 は、実際にそのよう…

 光を正しく捉えよう 

光を正しく捉えよう 色を考える上で大切な、「基本的な光の性質」 について少しお話をします。 旧色彩の三原色では、色の元を(色素)と考えて・・ 三種類の(色素を持った)原色光(※)があり、その配分量で色が作られると、しました。 皆が、「光は電磁波…

 色温度とエネルギー 

色温度とエネルギー分布 新三原色と言ったって3色円板の色はそのままだし色料ををセロファンに、変えただけ?・・(なんて簡単に考えた人は大間違い)、色の基本が違うので要注意です、 「色と光の基本」について、今一度見直すことにしましょう。 (単一光…

 新三原色と色フィルター 

新三原色と色フィルター 、昨日の図面で、右端は、の三原色の説明で(旧来の)三色円板が色電球の照射とセロハンに置き換えられたもので、→、思い込むと(色感覚が狂って)間違い易い見本として出たものです(3月11日)。 改めて(ジックリと)観察し直し…

 三原色のカラクリ 

三原色のカラクリ 筆者の 「新しい色彩学」 も、装いを改め再出発をしてからでも、早や3年目ですが、未だに理解が出来ない人がかなり居るようです 私達は、小学校時代に 「スペクトルや三色円板」 の図形で三原色を習い、それからの経験や学習が繰り返され…

 色情報の出力 

色情報の出力 等色関数・色の見え方 これまでの,旧色彩では、色は元から(天然自然に)存在していたので・・ 、基本的な色の原理 (色範囲やその構成など)よりも ・・ 、色の利用面からの(整理・分類)に重点が置かれていた? ようです。 (旧色彩の色出力…

 センサー入力と色の出力 

センサー入力と色の出力 (三原色の色センサー) これまでの旧色彩では、目が(光を受入れ→色の判定→画像出力へと、全ての機能を受持つと考えました。 (三原色が確定的に存在した)とする大きな流れの中で・・(自動的)に、色彩センサーは(可視光範囲を三…

 新しい色の基本 

新しい色の基本 三円立体化 (三色円板の立体化) 旧色彩は、色を三原色として円環(板)状に並べ、これに白黒の柱を立てて「全色の立体表示」が出来た →〔球形の色配置へ)、と考えました。 しかし(RGB)と(CMY)の三色組は明るさが違うので(1枚の円板上…

 色空間と色立方体 

色空間と色立方体 (6色色相環の誤り) 円盤状に並べた三原色を(順次補間して)連続的な色環とした〔6色色相環)の中心に、白黒の軸を立てて、これが(明暗を含んだ)、立体的な「全色の色配置」 と考えられてきました{第1図}。 しかし、これは概念〔…

 色明度と光レベル 

色明度と光レベル (6色色相環) 現在の色彩学(※) では、「すべての色は(三原色の混合配分)で作られる」と考えます。 ※ ←これからは、手短に 「旧色彩」 と呼びます) まづ、(赤・緑・青)の三原色の混合が(C・M・Y)三色で、これは三色の補色にな…

 常識の訂正(三色円板) 

] 常識(三色円板)の訂正を (三色円板の立体化) 昨日の図面は、学校時代に習った 「三原色の説明図を(明るさを考えて)立体的に組み立ててみよう」 というものです 元は、左端の(RGB図面)と隣の(CMY図面)で、明るさが違うので 「白黒軸に配置…

 色への道筋 

色への道筋 カレンダーが赤文字だったので、人並みにお休みを戴き、(変則リズム)の修正を・・ と思ったが(果たせずで(昼夜反転の夜行性が)まだまだ続きそうです(ダメネェー ・・ ) さて、これまでの話で・・ 、(何故色別が出来るのか?) と、従来か…

 色紙の分光反射率 

色紙の分光反射率 先日からの 「色光の分布域」の話は如何でしょうか?・・ 、 これまでの解析で、 実際の「色光の分布範囲は、(可視光線範囲を、遥かに超えて広がっている、ので・・ 、 (可視光範囲からは、分布の傾斜)が見えるだけで、全体の分布や形(…