新三原色と色フィルター 


 新三原色と色フィルター     

 、昨日の図面で、右端は、の三原色の説明で(旧来の)三色円板が色電球の照射とセロハンに置き換えられたもので、→、思い込むと(色感覚が狂って)間違い易い見本として出たものです(3月11日)。 改めて(ジックリと)観察し直して見ましょう。
 (三原色の混合)
 昨日の図面で右端は、(黄色・空色・茜色) などの、「加法混色」の説明のですが(2光をねた 明るさまでは表現出来ていません)。
 第3列の図は、3色のグラデーションで、(配分量を徐々に変化)させたが・・)、スムーズ な変化になりませんでした。
 (中間の色)
  (赤+緑)色・(緑+青)色の中間の(Y)色・(C)色は、スペクトル幅は殆ど無いので、・・光を配分した色ではなく、2光の強さ(等しい )ときの(干渉現象)のようです。
  だからこれまでの・・ 、黄色は=(赤+緑)色、空色は=(緑+青)色、のことで、原色扱いをした(Y)(C)色とは違っていたのです。
 (色の三原色は新三原色に)
 上の図面を、もう一度見直して下さい。  赤と緑の混合は新黄色(赤+緑)で青と緑は新空色(青+緑)です。 青と赤い色は、帯域が連続していないので・・ 、可視光域の両端は、赤紫と青紫色になっています。
 (色フィルタ)
 フィルターの効果を、新しい色構成で考えてみましょう。
(1) 黄色フィルタは、黄色光(赤と緑)色光を通過させます。 茜色は(赤と青)を通過させます。→ だからこの2枚を重ねると赤色のみが通過出来ます。
(2) 空色フィルタは、空色光(緑と青)色光を通過させます。 茜色は(赤と青)を通過させます。→ だからこの2枚を重ねると青色のみが通過出来ます。
(3) 黄色フィルタは、黄色光(赤と緑)色光を通過させます。 空色は(緑と青)を通過させます。→ だからこの2枚を重ねると緑色のみが通過出来ます。
 (3色を、順序で廻しましたが、茜色のセロファンは市販されていません)

 (新三原色とフィルター効果
 以上、合成2色による(空・茜・黄色)などを、(新三原色)とすると・・ 、 旧三色円板は、(新三原色の合成法やフィルターの減光効果)を示していた・・ と言えます。
 ← なお、 この新三原色方式は、 旧三原色方式と同様に、光レベル (白黒) を抜いた 「簡易な色方式」 であることを忘れないで下さい。