2013-01-01から1年間の記事一覧

 混色は来年に 

混色ルールは来年に きょうは大晦日。 「混色問題」を年内に仕上げて、本講座を終了の積りでしたが・・・ 、 本講座は、今年初めに、一応終了したのですが・・、アソコが足りない、ここが抜けた・・新入者のためになどと・・、右往左往して(筆者の力不足で…

 新しい色 

新しい色 感性、光素子 (旧色彩を持ち込まナイ) 混色を考えるに当たって、「旧色彩の(色配置などは・・)全て捨てて下さい」・・ 、と言いました。 旧色彩では、全ての色が、三原色の混合・配分で作られる・・ 、ことになっています。 しかし、原色の物理…

 画素単位の情報収集 

〔画素単位の情報収集) 色は人の視覚が、辺りの光から(光源)物体を(推定・確認)しようとしたもので、そのため、 目に入った光を、網膜細胞(センサー)で受け止めて(波長分析)し、結果を(色に換算して)報告してきたもの・・、でした。 (旧三原色の…

 色への変換 

色への変換 完成、色への変換 (画素単位でデータ収集) LMSのセンサーは、画素単位ごとに纏まって(ネット)を組んでいます。 システムは、一定の時間(1/30秒程度)ごとに、データの収集の(掃引指令」を出し、3センサーは、蓄積したデータを一定の順…

 センサー感度と色配置 

センサー感度と色配置 (原色)はじめ(他の色も(固定しておらず)、視野全体の色の範囲から決まってくる、モノで・・ → どの波長が(何色)と、決まってはイナイのです。・・ と話したのですが、・・「色の波長が動く」の説明が、理解出来ない人が多いよう…

 見る度に色は違う 

見る度に色は違う 完成・ブリュッケ 「辺りの状況(物や光)によって色が変わる・・ 」に(?)の人が多いようです。 何故こうなるのか?・・ 今一度見直しをしましょう。 (ブリュッケ図) 旧色彩学(三原色説)では、波長の異なる(三色光の配分)で色が決まる…

 色温度とセンサー感度 

(色温度とセンサー感度) (センサー感度と光源の色温度) 第1図(左上)に示したように、三センサーの感度曲線 (の中心波長や帯域) が違うので、光源光の(色温度)で、反応が異なり・・ 、これが色の違いになります。 例えば、3000゜(赤色光)の…

 視覚の発達 

視覚の発達 (視覚の本命は明暗・輪郭)) 左の図は、昨日の図の縮小ですが・・ 、何色だか分かりますか?、、(分かる人は、目を細めるとか、更に遠く離れて眺めて下さい・・ ?)。 ←(この図形の原図は、(8月10日〜頃に)に掲載したものです)。 「そ…

 新しい色の体系 

新しい色の体系 年の瀬も迫り、いよいよ最後の混色の話に入ろうとしましたが・・、色そのものも、開講当初より大きく変わってきています。分かり難い所があれば、今一度、色全体を振り返って見直して見て下さい。 (加減法混色が諸悪の根源) 「混色」は読ん…

 色度の計算実例 

色度の計算実例 昨日の「色度」は、如何!でしょうか? (色度の利用結果(抜けました)をお見せします)。 (色度について) 色についての説明を(間違いなく)しようとすると、つい工学的な難しそうな表現になってしまいます。 (色度)も、「4種の色階調…

 色度の計算 

色明度の計算 色度計算 (四軸8色の色明度) 私たちが色を見るときの手順は、いきなりり四軸の8色階調(グループカラー)を識別して色のを決める・・、と思われます。 ←(三原色の色相環を探しはしない) 四つの色階調(色明度)とは実際にどんな色なのか…

 四軸八色 

四軸八色 四つの色階調B (4つの色軸) 立方体には、(頂点を結ぶ斜めの、4本の色軸(色階調)がありました。 (第1図のように、原色と補色の組が立体中心を対抗点に、向き合っている形です)。 頂点は色が集まった(原色)ですが、色によって高さが違いま…

 四つの色軸 

4種類の色軸 (旧色彩の色相環)) 旧色彩では、色は三原色の混合(配分)なので、コレを平面(円環)状に並べた(色相環)を考えました。 色夫々に明暗の違いがあるので、円板の中心に白黒軸を立て、全ての「色の配置」は(上図右端)のような(回転コマ)…

 ローカルカラー 

ローカルカラー (ローカルカラー) 旧色彩では、三原色を相互に混合した色が円環上に並ぶ、としていますが・・ 色の変化は、一次元なもので・・、パッと見た目の色種(数)は、3〜6種類程度です。 それ以上は、二色間の連続変化なので、境目が見えません。…

 色彩度と補色無色 

色彩度と 補色無色 (補色の中間) 「補色」は、色を円環j状に並べたとき、お互いに(反対位置で)色を打消し合う関係を言います。だから、補色の中間では、色が消えて(無色)になります。 色立方体の8つの原色をはじめ(他の色も)全ての色は補色の組合…

 中心は無色 

8つの原色 旧色彩学では、三原色は(赤・緑・青)と言いながら、色の三原色「空色(C)・茜色(M)・黄色(Y)」を持ち出し、色相環に白黒軸を追加(立体化)したり・・ 、(原色)の中身は(その時の都合で)決っていません。 (八原色) 新しい、(色の…

 色彩度 

9 色彩度 (旧色彩学の混迷) 旧(現行)色彩学は、色は三原色(色素)による・・ として、白黒を(明度と混同し)色から外して、色彩学を(混乱の極)に追い込みました。 具体的には、色の基本的属性を、「色相は(白黒を外した)、明度を(白黒と勘違い)…

 新色立体の表示法 

新色立体の表示 四軸8色の「新色立体」を(拡張RGB)とか(CMY表示)とか呼んだので・・ 却って混乱を招いたようです ←(RGBやCMYとの関係の説明の積もりだったが・・聊か不注意でした)。 これからの話は、(直交三軸)の座標軸と、これと斜め…

 座標位置を色名に 

座標位置を色名に (系統的な色表示へ) 他人に色の話を伝えたり、色の話を再現してみるため、実際の色を示すのは(出来ないし)不便です。 実物に代わる色票や、正しく色を伝え指定できる方法が求められます。 昔から、日常的に多用する色については、夫々の…

 立方体の色配置 

立方体の色の配置 表面の色 (三原色と色の配置) 旧色彩学は、三原色(の色素)によって色が展開される・・ として、色の三属性()色相・明度・彩度)をを揚げています。 色相、 三色素の配分比率で色が変わるので、この色の違いが「色相」です。 明度、 夫々…

 三センサーの役割 

三センサーの役割 (三センサーの働き) 旧来の色彩感(学)は、色の原因を(色素)と考え、その(配分量で色が決まる)としました、が・・ 新色彩では、3つの色のを直接配分ではなく・・、光の分布状況を3センサーが測定した結果でした。 *(S)センサー…

 センサー出力から色へ 

センサー出力から色へ <アレまた日にちが狂ってイル?・・> (旧三原色) 旧三原色では、同時並列型のセンサー出力を、出力側でそのまま円板配置とし、別の白黒軸を立て(回転コマ)のような色配置・・)を考えました。 ←(しかし実際は歪んだ立体でした(…

 LMSと三原色 

(LMSと三原色) (三種のセンサー出力) 直交三軸の座標系に、3センサーの出力データ(L・M・S)を割る振る(三値座標位置が色を表す)と・・ 、(軸交点(基点)を中心とした、色の集団が出来ます。 ←(データ範囲の最大値まで、色を表示させた、と…

 出力データと色変換 

出力データの変換 三原色立体化B (画素単位のデータ管理) 視覚のシステムは、全視野範囲を画素単位に分割をして、その範囲内のセンサーデータを、ネットで結んで管理しています。 ← 画素内の、同種のセンサーは、相互に連携して(グループを構成)して居…

 光の種類と色の範囲 

光の種類と色の範囲 これまでの話で、人が、目を通して外の景色や物の配置や状態を知ろうとするとき・・ 、目を始めとする視覚のシステムが、(何んな構成で、どのように働き、どんな画像を造り上げて来たのか? )など・・ コレまでの話で(大方の方向や流…

 新しい色の世界 

新しい色の世界 さて皆さん 昨日の話は如何ですか?・・ 。 昼夜・天候・照明など、「光によって色が変わる・・」は、しごく当然の話でした。 たとえば、(夕日や電灯光など)光源光の色が狂っても(偏りを補正)して見る機能があります(順応)。 私達は(…

 光の強さで色が変わる 

光の強さで色は変わる 標題の、「光の色(波長)が動く・・ 」、は非常に大切なことですが、現在の「色彩学は(これを無視し色の(本質が不明)のままで、色彩について(何も解決出来ていない)のです。 (光の色温度) 太陽光の色温度については、どの本も…

 センサー感度曲線 

センサー感度曲線 ブリュッケ図とセンサー感度 これまでの色彩学では、色は三原色(色素)が元で・・、光の色と、物の表面の色が反応するため・・ 、つまり色が見えるのは、そこに(色素)があるから・・ (つまり、(三種の色光の配分・合成で色が作られる…

 空間内の色配置 

空間内の色配置 色空間、光と色 光で作られる(RGB立体)の色配置と、(色空間)の色の拡がりも、中心から外へ拡がる同じような色の配置になりました。 (空間内色の配置) 空間内の色配置 は、(色)の場合は(第2図)のように(元色・)を中心に全立体…

 色立方体と色空間 

・・ 1119 色立方体と色空間 昨日の話は、 「これまでの、色の配置(構造)は、(六色々相環← 円板に白黒軸)が基本・・ (第1図)、とされましたが・・、違っていました。 (色の拡がり) 色は、ある点を中心に(立体放射状に)球面状に(八方向に極点)拡が…