空間内の色配置 


 空間内の色配置     色空間、光と色 
 光で作られる(RGB立体)の色配置と、(色空間)の色の拡がりも、中心から外へ拡がる同じような色の配置になりました。
 (空間内色の配置)
 空間内の色配置 は、(色)の場合は(第2図)のように(元色・)を中心に全立体方向に拡がっています。
 いま、(赤・緑・青)の原色は、どれも(×印のレベル ※)より低く、(フィルター効果)で一部の色を引き去った(黒は、三層のフィルタ重ねで、特に暗くなった)と考えます。 
 ※ (×印)は、白紙を太陽に翳して(全光を散乱させた状態)、と考えて下さい。 したがって、本図の下半分は、通常の表面色の状態を示しています。 
(光の集中・凝縮)
 この基準レベルより上の、(色は弱い?が白く明るい色)は何者でしょうか?
 図形からは(×印を基点に)下の色の反対の色(補色)になっています。
 白の位置から各色への方向は。白から逆の色光(例えば黄色の場合、黒→青など)を差し引いた位置になります ※)
 、いま 身の周りをの色を観察して下さい。 プラスチックや金属表面の角や凸部では、光が集中して (白く輝いて)います。
 ← ここの光の反射率は(100%)超ですが(レンズで拡大すると戻せます)。
 ← サインペンやマーカーなどの蛍光色は、色は薄いが・・、刺激が強く・・ムラムラとした光で、特定の色が、(異常に大きい反射率を持つ)光と思われます。
 ← 100%散乱が(白)で、それ以上は、輝き状態の白。 一定レベル以下の色は黒で隠されて全く見えないのです)
 ※ 実際の光(例えば黒→青)の強度や量に負値(−)はありませんが、色や感覚なら(−)も可能です。←(つまり、光の場合は(赤緑青)など実在の色に限られるが、色の場合は、視覚が作り出した(反対色=負値)があってもヨイのです。
(RGBの色配置)
 (第3図、右端)は、、黒を基点に直交する色光(RGB)の色配置です。 この立方体は、RGB光のベクトル表示だから、黄色は(R・G)二光の合成です(GとBは空色・BとRで茜色、も同様)で、(RGB)三光の合成が(白色)です。
 (色と波長帯域幅
 これまでの色表示は(色相のみ)で、明るさや他の性質は全く分かりません。
 例えば、 *、黄色)の場合、私達が(通常に黄色と呼ぶ色)は、前項の(赤+緑)の広帯域の光です。 *、色環で示される(赤と緑の中間色)は(暗く汚い黄色)です ←(明るい黄色は間違いです)。 *、ナトリュームランプの波長は(純黄色の域の単一光の色)です。
 (色の正しい表示を!)
 これまでの色彩学では、色相(色角度)の違いだけで、(明度・彩度は間違い)で・・ (色の濃度・純度)などについては、「全く何も関知しない」 のです。 
 これでは、色を正しく扱えるハズがありません。 大至急表示法の改定を!・・ 。
 (新色彩の色表示)
 新色彩の色表示は、(四軸八色)の色明度(階調)も表す色相表示なので、色彩度を加えると実用的には十分な色表示になります。
 ∴ この講座では、(黄色・空色・)は、2色の合成色(赤紫と青紫の合成色はナイ)とします。
(赤・緑・青)の補色を表すときは、(シアン・マゼンタ・イエロー)を記すことにします)