07、等色関数と色温度

☆★☆★  明日から、検査入院(手術?)のため(年内お休み)をお願いします  ☆★☆★
  (筆者の感じ(自覚症状)では、元気なのですが、上記のような次第で・・毎度ご迷惑を掛けます。)

 ≪ 旧色彩学は(色)について(何も分からず)「色彩は心理」と言って(科学・物理に反発(実は逃げた)だけで、(旧)三原色光説は(ウソとハッタリの空論ばかり)、「何一つ正しいものはナイ」ことは明らかデス。≫
 昨日の(図面)は、光がどのように色として認識されるのか?・・、これまでの「色の成因の総まとめ」デス。 物体表面の各色が夫々の分布傾斜を持ち、このの分布傾斜度を、センサー感度が、自身のレベル感度を移動させて、曲線と合わせることで色を判定する・・・仕掛けです
 ←(個々の現象の詳細はこれまでの該当ページを参照して下さい。
   
等色関数
 (第2図、右側端)(上)から、(a)LMSセンサーの吸光率、(b)RGB色空間(刺激値)、(c)XYZ色空間、とのことですが・・、RGB感度の(−)は不都合だと(数学的変換)で負値を消したそうです、が 
 本関数は、世界的な機関(CCITT)がデータを集め解析して毎年発表をしているモノです。 これまで何年も 色々ゴタクを並べていますが、
 ←(筆者には、この図の意図や.取扱い、仕上がり効果.制約条件.etc、どれも何のタメなのか?サッパリ分かりません・・)
 これを出した人達が(色とは何か?・・が)一番分かってイナイ様子です。

 (筆者の解釈、計算結果)
 筆者の、色彩学(熱擾乱光の基本(広帯域特性)やセンサー感度、色の検出など)を使って、この等色感度の値から(センサーの動作(L−M))を求めると、上記の図面のように「色温度の傾斜度」に対応する数値が求まります。
 つまり、これまでの三原色は(単に見えた)と言うだけで、色原因の説明が出来なかったのですが・・、今回の関係に、初めてセンサー感度の(波長特性と光の分布傾斜度=色)が適合したコトになります。 ← やはり(三原色光は存在せず、幻だった。)

(L−M感度)
 当初は錐体の3センサーを「RGBセンサー」と呼んで、色の直接原因としてきましたが・・(多くの現象が符合せず・・※)現在はLMSセンサーと改称しています。
 ※ 三原色説は、RGBの3色光が(可視光範囲の3分割帯域)としたので(帯域が重なり、負値が出るので(数学変換)を持ち出すなど・・)不都合だらけです。
 「並列三原色」の固定観念を外して、LMSは夫々別の(独立)した動作をする、と考えると・・LMSを直交3軸方向に採った色体系が考えられます。 ←(例えば、RGBデータ方式も)
 私達の4軸8色立方体も、このLMS方式ですが(データ値は既に偏差値処理)がされたモノです。

(3データの方向)
(旧色彩の3色円板でも、3つの原色方向は相互に(120°)の違いがあります。 3軸型の色立方体とした場合も、白黒軸方向から見ると、3センサーは(120°)の違いに見えます。
 これまでの感度図の3曲線は、夫々独立した方向のセンサー感度図を比較のため重ねたモノで・・(本来は3枚の独立図面で相互に関係はありません)

← Lセンサーの動作基準から見ると「Mセンサーの値は、常に(120)°差なので反転動作に見えた」のです

 (ベクトル演算)
 色の性質や操作・相互の関係などを調べるため、色を数理的(ベクトル)表示で扱う、コトはヨク行われます。 光の強度・感度など(エネルギ強度)は単一の方向の比較で普通の加減算でヨイのですが、色を跨ぐレベルの合成や比較などでは、ベクトル演算が求められます。
 ベクトル演算は、角度の計算なので(加算はあるが減算はナイ)のです。11.22)の錐体センサー構造模型図では、 データが溜まると計測面は(右から左へ)移動し、(Lセンサでは(赤→黄色)へと赤が減る方向で、Mセンサで左移動は(黄色→緑と)緑が増える方向です。
← つまり、(M)感度は、Lとは(120)°差方向で、数値的には(L−M)に見えますが(LとM)2方向の値の合成加算なのです。

等色関数の曲線)
 今日の図面(中)は、(b図)のLMS感度を拡大したモノですが、(草色はMを反転したモノで)
(L−M)感度を求めると(点線の{−2〜(560nm=0)〜+3}への急峻な変化になります。
 この(560nm)を中心とする急峻な変化は、左側の(色温度の回転図)の傾斜度に旨く対応します。
※ ← そこで、「L感度はセンサー実測値、M感度は光源光の補正値、(L−M)の値が(色)の傾斜度」になります。
 
(明暗とカラー)
 LとMセンサーは、数も多く は、赤〜(黄色)〜緑の範囲が実質的な色の検出範囲で、黄色は(LとMセンサー)の重なり(干渉)域で(540〜600nm)で色が急変化しています。
Sセンサーは{青は昼間の空の青色(背景)と(地上範囲または夜の黒色背景色}の切替えスイッチ動作 です。


※ 上記は入院を前にして(泥縄で)、これまでの成果を取り纏めて等色関数に当て嵌めただけのモノです。  詳細な数値や周辺技術事項の検討が全く出来ていません。
 (特に筆者は、「等色関数の処理手法を(納得や理解を)していません」皆さんはどのように思われたでしょうか?・・、疑問も賛成の意見も、遠慮なくゼヒお聞かせ下さい)
 おそらく年内は入院中でお返事は出来ないと思いますが・・ そうそう、年末、年始のご挨拶もも出来そうもないデスネ・・
 デハデハ「コレマデ有難うございました、新年からも中頃には(出る積り)宜しくお願いします。