2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

斜めの色軸

斜めの色軸 色への変換 昨日も少し触れたように、旧色彩は「帯域分割の三原色をムリヤリ(補色の三原色・加減法混色や色相環・三算属性)押し広げてきました。 (色には基準が全くナイ) 現在の色彩学は、色が分からず(原色や色の基準・ルール・・など)何…

新しい色の概念

新しい色の概念 完成、色の概念 (色素による三原色) 旧色彩は(スペクトル実験から)、色は三原色光{*光が無ければ黒、*三色が揃うと白、*色は三原色の配分比率}によると考えました(※)。 ※ ←(色材にも色素があり、色を選別反応します、従って色材は…

 色の秘密・色彩度 

(色の秘密・色彩度) 色彩度、色感覚c (グラフ座標は、光成分の量) この色立方体は、座標軸をLMSデータを直交座標に配ったモノなので、各色のLMS成分量はグラフ座標の通りです。 ← 中心で直交する三軸を(RGB)負値側を(CMY軸)と呼びます …

 色と光り物理 

色と光物理 (色彩は高度な感覚) 地球上の動・植物は皆んな太陽からの光(エネルギー)を受けて生活しています。 私達人間は、視覚システム(目)が光りを分析して辺りの状態を知り、動植物を捕捉し食料とすることで、間接的に太陽のエネルギーを利用していま…

 LMSは光りの強さ 

LMSは光りの強さ 感度、センサーレベル (LMSは偏差値) センサー感度の(L.M.S)を、いきなり「三原色とする」のは誤りでした。 視野全体の「画素データ」は、種別ごとの集計(移動平均)され、「画面全体の基準値」と「偏差値」(L')(M')(S')の形…

 色の立方体 

色の立方体 色立体・立体と色軸 (ヒストグラム) 最近のカメラ(一眼レフなど)には、ヒストグラム(色の強度分布図)表示の機能がありますが・・、 人の視覚システムでも、(LMS)センサーの出力を積算して、最高・最低・移動平均・偏差値、などを常に計算…

 波長分布の傾斜 

波長分布の傾斜 色温度傾斜 「三原色光はナイが、混色するように見える」と言いました。 ここをもう少し説明し 置きます。 (三原色用フィルター) (右上端図)は、太陽光スペクトルの説明図で、その下がビデオカメラのフィルターの性図です。←(三原色は、…

 光とセンサー感度 

光りとセンサー感度 (センサー感度図) 左図は(棹体・錐体3)センサーのレベル感度や帯域を比較するため、4枚を重ねています(分かり難い人は、4枚の単独グラフに戻して下さい)。 次に(下へ大きく突き出した)棹体センサーの感度で、考えます。 グラフ…

 視覚とセンサー感度 

人の視覚・センサー感度 目錐体 「人の視覚システムが色を作り出した」と言いました。 視覚システムがどんな構造、どのように働いているのか?・・について簡単に触れておきます。 (目の構造) 大抵の動物は(方向やバランスのため)左右2つの目玉を持って…

 混色の原理 

混色の原理 これまでの色彩学は、「色は人の感覚が作り出したモノ」が理解出来ず、「光や色料に色が付いている、とした(三原色・色素論)から抜け出せないでいるのです。 「物理的な光りと、絵の具などの色(材)料と、人が感じる色感覚」の違いを、この際ハ…

 三原色光はナイ 

三原色光は存在しない 三色帯域 (色彩学の歴史) ニュートンが分光実験で「光りが色の原因」を示し(1966)、その後も色彩の世界に科学が導入されて、色彩の世界は(光科学を主張する物理派)と、経験を固執する(心理色彩派)との対立論争の場になり・・。→(…

 正しい混色法はナイ 

正しい混色法はナイ (視覚の発達) 地球上の生物は皆な、太陽光を利用して生活をしています。人の視覚も、まづ(光りの有無・強弱)を感知して、→光りの方向から物の配置や移動を探り、→(食料確保や危険回避など)生活に役立てた、のが始まりで・・、より…

 間違いだらけの旧色彩 

間違いだらけの旧色彩 昨日の話で、旧色彩は、色の基本を取り違え、間違いなので放棄するように言いました。 少々挑発的で極端な言い方なので、無用な(誤解や反発)を招きそうなので・・)説明を加えます。 (現代の色彩は、五里夢中?) 皆なは永年の色扱…

 三原色-色素論 

三原色-色素論 光原理、分光分布 新年早々から、旧色彩の欠点ばかりを揚げるようでスミマセン・・。 (基本を取り違えた(旧色彩)は、ご覧の通りの八方破れ(パッチは効かず)もはや「一から出直す」しかありません。 この色彩学の(大間違い)の原因は、遠…

 色扱いの変化 

混色について 完成、色の発展 昨日も簡単に触れましたが・・、現在の色彩学で、色に関する知見(事象やルール)は(皆が言い放しで)確定されたものは一切ありません。 ←(色の基本が不明で・・何も決まっていません) 例えばいま取上げようとしている「混色…

 旧 色彩の色扱い 

旧色彩の色扱い さて、昨年末に宿題として残った「混色について」ですが・・、旧(従来からの)色彩は「色が何か?」が決まらず、「色彩の全てが混乱した状態」だ・・、と言いました。 「色」の基本や構成が全く定まらないため、色の系統→色配置→混色など・・…

 2014年 年始 

14年109 新年の画挨拶 明けまして おめでとう ございます 本年もよろしく 昨年末には、「本講座を一応終了して・・と思ったのですが、果たせず(混色の説明)が(これから・・)になりました。 さてここで、本講座を振り返って見ると・・ 講座を始めが(2010…