2014年 年始 


14年109 新年の画挨拶
明けまして おめでとう ございます 本年もよろしく
 昨年末には、「本講座を一応終了して・・と思ったのですが、果たせず(混色の説明)が(これから・・)になりました。
 さてここで、本講座を振り返って見ると・・ 講座を始めが(2010年の1月なので)はや3年になりますが、・・ 途中(11年3月)に東北大震災があり(暫く休講)・・、ここで旧講座を振返ることになり・・(旧色彩の矛盾や不備の多さに気付きました・・)。(色の原理や学の基本に関わる所なので(余りにもコトが大きい)と躊躇しましたが・・、
 やはり「何とかシナケレバ・・」の思いから・・、 8月に到って「旧来の講義を改め(新色彩学の構築)を目指して講座を再開することにしたものです。
 したがって、講座の内容は、心気一転!・・、従来の色彩を離れて・・、理・工学的な見地から、色彩論や技術論(我田引水)論を追求・展開をしてきた(つもり)です。 ・・、昨年の新春には、漸く一通りの説明を終えたことにしましたが・・
 その後、(質問が多く)「入門者用の技術解説」や「色彩関連係部門の補強」の積りで・・色彩そのもの(色の成り立ちから利用面まで)を深めてきたものです。
 つまり、2012年には、新色彩の(工学的な構成 ←ハドウエア)、2013年に〔色彩の基本 ←ソフトウエア)の説明だった・・、ようです。
 新しい色彩が、果たしてどれほど理解されたでしょうか?・・、旧来の色彩とは全く違う(新しい概念)を提起し、論議を進めてきたので(未だに乗れない人も・・)ある様子・・ ここは、(今一度、必要な道筋をオサライするコトにしましょう)。
 と言う次第で・・、こ今日は、これで(新年のご挨拶)です。 来週から残りを始めることにしましょう。
〔今日の挿絵)
 新年の賀状用の絵柄から2枚を抜き出してきました。どちらもキレイな色見本になっています。
 左の「日の出」は赤い太陽と黄色い空、下部は海で空色から青・・強い色のコントラスト です。
 右は、これぞ色見本・・で、色環に並べると・・(赤紫・赤・橙・黄色・緑・空色・青・青紫)です。
 これまでの「筆者の8色論」との違いは・・「*(白・黒)がナイ、茜がナク・橙が増えた」・・です。 
 色の概念(原理としては)8色ですが、人の感覚は違うようで・・
 * 色感覚は、赤グループ(赤紫・茜・赤・橙・黄色)と青グループ(空・青・青紫)で(緑が中央)です。
 * つまり、(赤〜緑)が色の範囲(種別)で、青色は昼夜の識別(青があると、白黒を含む全色の世界ですが・・、夜間は(青色=太陽光がナイ)ので、黄色の(夕陽・灯火)の世界です。
 図柄の作者は、単純にキレイさ(感覚)を求めたが・・、色彩の原理と感覚には(まだ大きな差がある)ナ・・
 と痛感する次第です。 ←(詳かい色のコトだけでなく、大きく色を見直すことも必要・・との、思いを新たにします )