2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 鳥ナビについて 

前回の「鳥ナビ」の話は、「面白いからもっと詳しく知りたい」人と、「旨く出来過ぎで(マユツバ?)だ」と言う人があります。 「マユツバ」大いに結構!・・、物理学は物事の理由を説明する学問です。 ←(疑問を持つのは大切です、常に疑問の心を忘れないよう…

 センサー感度と色ー4

センサー感度と色ー4 (センサーの構造) 上の第1図は、センサーの原理図ですが、実際には感度域に対応して長さの異なる(LMS)3種類があります。 センサーの構造は、球形の集光(発光)部と、直線状の細管部と、紡錘形の(フィルター)プリズム部と、映写…

 センサー感度と色ーⅢ 

センサーの動作―? センサーの動作について(ヤヤコシカッタ?)説明をし直します。 (掃引動作) 一般に言う「視点」は(空飛ぶ鳥とか電柱の頭)のような狭い範囲ですが、 私達の人の目レーダーでは、扇形に拡がる(並んだ)画素単位に、夫々について光の強度(…

 センサー感度と色ーⅡ 

(センサー感度と色―Ⅱ) レーダー画像の話が出て、ヤヤコシくなりましたが・・、(要するに)画素内のセンサーがどれだけ感光したか?、と言うことなので、 センサーの働きを整理して置きます (センサーの種類と数) まづ、目の網膜には、桿体センサー(約1…

 センサー感度と色の話

センサー感度と色のはなし レーダー画像の話が出て、ヤヤコシくなりましたが・・、(要するに)画素内のセンサーがどれだけ感光したか?、と言うことなので、 センサーについて整理して置きます ←(詳しくは、7月末から8月にかけて、を参照して下さい) (…

 補助番地方式 

補助番地方式 昨日の話しは、人の目はレーダー画像方式でデータを集める話しでした。この時(補助番地方式によって)白黒データがキレイなモノクロ(諧調)写真になる、と話しました。 (補助番地方式) 下の第①図を見て下さい。 一つの画素範囲をさらに(1〜…

  画像や色が見えるワケ 

(画像や色が見えるワケ) 「色」は、目に入った「光の状態(種類や強度)」を検測し、その結果を(図形と色)の形で報告してきたモノでした。 光がどのようにして(色の画像)として認識されるのか? 手短かに振り返ります。 (カメラ構造) 人の目は、カメ…

  カラー-BOXを手元に 

本来「色」は(熱い!、痛い!など)身体感覚の一部なので、その感じ方(違いや程度)は人それぞれなので、これを正確に表すのは難しいモノです。 しかし色物の製作を頼んだり、色による感動を伝えたい場合など、どうしても詳しく正確に色を表現したいトキが…

 色の配置と立方体 

(色の配置と立方体) さて愈々、私達の色感覚(色の配置)について・・、「旧三原色がナゼ旨く行かないのか? ドコが間違っていたのか? など・・」これから(落着いて素直に)少し詳しく観察するコトにしましょう。 (混乱の旧色彩学) 旧色彩学の混乱は、光科…

  RGBデータとYKカラ― 

RGBとYKカラー 昨日の話しは、筆者が、これまで考えてきた「三色円板の2段ゴマ」からは、色の世界は、立体放射状に拡がる(色空間)の広がりで、 (8つの原色点を旨く結ぶと)隠れていた色の立方体見えてきます。 つまり、旧色配置(6色立体色相環)は、…

 色の立方体 

色の立方体(マンセルの色立体) (3属性など)理論説明による色立体は、(下図?のような円板に白黒軸を立てたモノ)でしたが、この理論や(球形)色配置を提唱した「マンセル」自身が、実際の色配置は違う・・として、別に「マンセルの色立体」を示しました…

 色は3つの要因から 

色は3つの要因から 「現代(在)の色彩学」では、「色の原因について、「色は、 本来から人の身に付いた(感覚)だったので、日頃の生活経験(色操作)から、色の原因は(色素や色光)による、と考えたようですが・・ これまでの検討で、「可視光線範囲をさらに…

色の配置 

これまでの検討で、三原(色素や色光)を基本とした「現代(在)の色彩学」の誤りは明白になりました。 「色」は元々から(身に付いた感覚)だったので、日頃の経験(色操作)から、色の原因を(色素や色光)による、と考えたようです。 私達は「物質寄りの三原色説…

 波長分布と新三原色の範囲 

(波長分布と新三原色の範囲) (色の原因) 昨日の話しを手短に纏めると、「従来の色彩学」で「(色の原因)は、太陽光の中の「3種の色光成分の配分だ」としました。 光を厳密に言うと、(〜β線やγ線・X線〜紫外線・可視光線・赤外線〜無線通信の電波〜)…

 新しい波長と色の関係 

新しい波長と色の関係 旧(現代)色彩学は、三原(色光)説の一辺倒で、これまでも、新しい原理や技法などは(三原色に都合が悪いと)、軽視・黙殺して、他を一切認めようとしない、で通してきました。 私達は、三原色説の(追試験なども行いましたが・・)、実際…

 センサーデータと直交配置 

(センサーデータと直交配置) 話しの間口が広がったので、(混乱しないように)ごく簡単に纏めます。 (光とセンサー感度) * まず、私達の目が扱う光は(明るい昼間の青空から暗い夜の星空まで)約1億倍もの違いがあります。 * 目は、外界の状態を知ろうと…

 人の目システムの働き

これまでの話しは、全ての生物(動物や昆虫など)は、太陽光の下での生活で、(夫々の生活に合わせて)視覚の(構造や方式・精度)などを発展させてきました。 だから殆どは(光りによる視覚)ですが、中には(蝙蝠やイルカのレーダーや深海生物など)特殊な技術…

人の目の動画方式 

新色彩の講義だから・・と、ついつい「色センサーの話」へ向きますが、今少し、私達の目が、どのように(色の配置構造も含む)モノを見ているのか?など・・「視覚の基本」について、順を追って調べて行くことにしましょう (目の働き) 人の目は目前の景色…

 視覚の発達

★★★ 一昨日(7日)の記事内容は、手違いにより(6日)の原稿の再掲でした。★★★ 気付くのが遅れたので、7日分はナシで(取り消し)にして下さい。(スミマセン) さて「色画像や色の構成など」の話しに進もうと思うのですが?・・いま一つ旨く進みません、 …

 光が色になる−2 

光りが色になる(旧色彩の色感覚) 旧色彩では、昔からの色操作(絵画や染色)などから、色を(色素)の集まりと考え、 色は大昔から天然自然に(物体の表面に分布)していていた。 と考えるのです。 (物体表面は、太陽からの光を選別(反射や吸収)するので、…

 光が色になる 

光りが色になる(旧色彩の色感覚) 旧色彩では、昔からの色操作(絵画や染色)などから、色を(色素)の集まりと考え、 色は大昔から天然自然に(物体の表面に分布)していていた。 と考えるのです。 (物体表面は、太陽からの光を選別(反射や吸収)するので、…

 センサー感度と色 

センサー感度と色 従来の表現(②図上は感度図ではナク出力に差が無く、利用できる情報も少なく役に立ちません。 下図は一般の音感度の図ですが、本図とは上下が反対です) (センサーの出力感度) 第3図は、センサー感度(分光吸光率)図とされるモノですが、…

 色配置の歴史

色配置の歴史 色の話を急ぐ余り、(センサー)からいきなり(色軸)の話に飛び越してしまいました。(色の並び) 私達は日常の生活の中で、夕陽の色や青空.緑の草木など・・の(色の違い)を色相(赤.青.緑・・)などと名付けて(標識)などに利用してきました。 や…

 新しい色諧調 

新しい色諧調 (旧三原色の色配置) 旧色彩学は、三原色(色光)説なので、「色の配置を、(上段の図)のように加減法混色(三色円板)から→(球形)の六色立体色相環へ・・と考えたが、実際には、色配置や形も崩れたモノに(マンセル立体など)なりました。 旧三原色…

 新しい色の空間 

新しい色の空間 これまで(現在でも)色の配置は双円錐型の「六色立体色相環(マンセルやPCCS)が基本になっていて、(RGBやYKカラー)のように、色を数理的に扱う1ようになったのは、ごく最近のことです。 ←(第一回審査の拒絶では「色に座標や基点など…