2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 新色彩学(本講)を一応終了します 

(色の新要素)(色の純度) 単一色は大凡の色を纏めて呼ぶもので、「厳密な意味の単一色や単一光は在りません」また光の強さ(エネルギー)は(周波数と帯域幅を持つ)と言いました。(参照、3月19.21日)。 これまで、表面の色調のみを「色」として扱ってきま…

 色彩調整 

色彩調整(従来の色操作) 画像の色彩操作に当たる場合、基本的な心得として「色彩操作」はすべて元画像の(改変・改悪)を行うので、目的範囲を限って最小限に留めるべきだ」と言われてきました。 一つの操作が、全てに影響するし、操作を重ねると(元には戻せ…

 プリンタの色 

513 プリンタの色 写真や絵画などを、ビデオや・スライドで見るのと、カラープリントでは、色の深み(透明感や色の張出し)や迫力が全く違います。 プリンタの色の悪さに閉口してるのは筆者だけではナイと思うのですが‥(プリンタの宿命) ビデオやスライドで…

 色の同定 

色の同定(色彩度調整) 新しい色立方体の解析により(色彩度は中心から外に向かって立体的に広がる)ことが明らかになりました。 この「色彩度の独立」は、従来到底果たしえないと思われた夢が解決したのです。 (参照、4月26日)実際的な色の取扱については…

 色の名前 

色の名前 絵を描いたり塗装など実際の微妙な色扱いのために、正確な色基準や詳細な操作法が求められます。 しかしこれまで(色の基準は無く)色を表す表示法も(心理的な色配置)だけで、相互の色関係や色の操作に耐えるものは皆無でした。 上図は、現在の色…

 表面の色  

表面の色 (RGBデータ) 新色彩の特徴は、従来から単なる(技術デ ータ)と見られた(RGB色空間)を、実際に「色の立方体」として体現し見直した所にあります。 直交三軸の基点を従来のゼロ位置(黒色)から立体中心(灰色)に移動させ、三軸は(色方向)…

 RGB値の利用 

RGB色彩への利用(新色彩)への変化と言っても、周りの(表現・規則や利用法)が変わるので「色」自体に変化はありません。 これまでの(色の取扱)を新色彩の(ルールに変更)したら‥取扱や結果は?、ということです。(色の配置) 立方体の色配置、中心か…

 色彩の応用 

色彩の応用 前章(色の世界)のつもりが、次の(利用面)に深く入り込んでしまいました。これ迄の所は(かなり端織ったが)一通りは終わったことにします。 これまでの纏めを兼ねて「実際的な利用の一端}を披露しておきます。(講座を通された方には)目新…

 色の質感 

色の質感 ついつい色利用の話になるので、最後の「色彩応用」に入ることにします。 がこれまで置いて来た「色の質感」について少し触れておきます。 本講のこれまでの検討で、従来の(色明度)は、白・黒色として(色調)に含まれ、(彩度)も方向と度数を持つ(色…

 ローカルカラー 

ローカルカラー(色の精密調整) どんな場合でも一つの調整要素が、受持ち範囲を超えて他に影響を与えてはいけません。「調整因子の独立」は調整に当たって(具備すべき前提条件)です。 従来の色彩では「色の三要素の間違い」のため(諸元が相互に絡み合い…

 球形変換 

球形変換 頂点の色を上から眺めると②図のように見えます。中心部分の六角形は3面の集まり(3つの色グループ)です。 しかしこれは正確な解析用の話で、人の目には「色に段差は無く連続変化している」ように見えます。(視覚の中に、球形変換(中心からの距…

 色軸と色度 

色軸と色度 昨日の検討で、色は4つの色で構成されていました。しかし四つの色は立体的に相互に絡んでおり、四隅の色の単純な配分ではありません。 (カラーパレットは少し違っていました(色の反転部を知りませんでした)スミマセン)←素材の純粋(赤)と合成…

 色の明暗 

色の明暗(白黒軸) 第①図は、色立方体の白黒軸を垂直にし、回転軸を付けたものです。 軸の上端は白色、下端は黒色です。中間の高さでは、上が明るく下が暗く軸上の高さは色の明暗(白黒度)を示しています。 この立方体の軸を回転させると、色模様は第②図の…

 色グループ 

2 色グループと色調群 (色面) いまボックスを,斜め上から見ているとします。 奥の上が白色で手前は赤色です、 白から対角位置(斜め向こう)が赤色なら(R)面です。 同様に、奥の左側は、白→緑で(G)面です。奥の右側は、白→青で(B)面です。 底の面は、…

 色アドレス 

色アドレス 色の名前は昔から、花や鳥など自然の色を(色名)に使用してきました。大まかに物を示すのに便利ですが、細かい色の変化には対応できません。 全ての色を正確に表せる(系統的な色名)が求められますが‥ 現在多くの色体系があり、喧伝華やかです…