RGB値の利用 

 RGB色彩への利用

(新色彩)への変化と言っても、周りの(表現・規則や利用法)が変わるので「色」自体に変化はありません。
 これまでの(色の取扱)を新色彩の(ルールに変更)したら‥取扱や結果は?、ということです。

(色の配置)
 立方体の色配置、中心から広がる色彩度‥など、従来型とは全く違いますがこちら が正しい姿(模型)ということで、ご理解下さい。
 新しく(白黒および明暗)について、正しい理論的な根拠を与え、取扱を明確にしています。
 また(色空間の導入←データ範囲を明確に)し(従来のデジタルの無闇な操作)を否定します。
 立体中心の(元色)から立体放射状に広がる(色彩度)も、新しい観点(次元)の開発です。
 立体的な色の展開から(色環)←(色の周期性・周波数扱い)が生まれ(単なる波長並びは)誤りでした。

(RGBデータ)
 新色彩の特徴は、従来から単なる(技術データ)と見られた(RGB色空間)を、実際に「色の立方体」として体現し見直した所にあります。
 直交三軸の基点を従来のゼロ位置(黒色)から立体中心(灰色)に移動させ、三軸は(色方向)で(色の組成分)と改めています。 これにより色軸は、(赤−空、緑−茜、青-黄)と負数を含みました、またこれまで別扱いだった(白−黒)が色に加わり、立体頂点を結ぶ(斜めの4本の色軸)を持つ「色の立方体」に生まれ変わりました。

(座標変換)
* 現在の、色扱いの機器(スキャナ・プリンタなど)のデータは、全て(RGB)で表されています。新しい機器が普及するまでは、新色彩を有効に(利用・実行)するために、計算課程での(データ変換)が欠かせません。「座標変換」と「逆変換」の、実際的な数値扱いについては(参照、4月23日)です。

(CMYカラー)
* RGBデータには、CMY(RGBの補色)の予定はなく、RGB値(−)に(計算は正しくても)色が旨く適合しないことが予想されます(これまでの色料は合成色で誤魔化したようです)。
* 光の強さ(0〜)に対する(ガンマ調節)など、(0)値を跨ぐものでは、一定の配慮が必要でしょう。
* 同様、写真修正の(ヒストグラム)なども、(0)点(=色濃度の中間点)の取扱には要注意です

(ホワイトバランス)
 ビデオを始とする光学機器(一般用)の色調整機能は、殆どが(ホワイトバランス)です。
 絵画や写真・印刷など、画像の背景は常に白色です。白背景で描かれた色や、白ならバランス崩れが目立ち易い‥などから(ホワイト=白色)が、色調整用に選ばれたようです。
 しかし(色の変化/光強度)では、白より灰色(グレイ)の方が遥かに優れています。白や黒の飽和域での色調整は余り意味が無い) 
←(人の目が如何にシビヤに(色バランス)を追っているか?‥見直して下さい)(参照、4月11・20日

(スキャナーの白色)
 故障修理から帰ってきた(現用の)スキャナ、何となくベースの白が汚いので、メーカに問合わせたが(故障ではない‥、なるほど(白レベルは自分で選べる)ので ←汚れの件は解消しました。が‥
 (白のレベル)は何も決まっておらず、色別に基準値が選べるようになっていました。
 今までメーカのお仕着せ(全自動)は横着でしたが、読取ったRGB値が「何の基準もなく」気分次第の値だったとは‥

(白色度)
 プリントの用紙に(白色度97%)などの記載があります。前項スキャナのように、何んな「白」が正しいのか基準が分かりません。
 原理的には白い方が良い筈ですが、実際の(カラー)プリントでは、数値の高い白紙は色が良くないようです、白く見せるために(蛍光?)が塗られているのでしょうか?

* ここらにも、未だ解明されていない(色の要素)があるような気がするのです。