色グループ 

2 色グループと色調群

 (色面)
 いまボックスを,斜め上から見ているとします。
奥の上が白色で手前は赤色です、 白から対角位置(斜め向こう)が赤色なら(R)面です。
同様に、奥の左側は、白→緑で(G)面です。奥の右側は、白→青で(B)面です。
 底の面は、黒→(の対向は)空色(シアン=C)面です、RGB値はRが全て(-1)→Rの反対Cです。
 同様に、右は、黒→(の対向)茜で(M)面(G=-1)。 左は、黒→(対向)黄で(Y)面(B=-1)です。
(面の名は、白または黒から斜め向こうの色を見ればよい) ←色面はよく使うので憶えてチョ

(色グループ)
 色立方体を(田)の字型に切分けると、色の異なる8つの小さな立方体になります。
* 元の頂点(原色)夫々の周りは、3つの色面で構成されています。
  従って全体では、8(色)*3(面)=24の色調(面)があります。(上の図)
  色グループの呼称は、(赤R面、赤Y面、青M面‥ のようになります)
* グループ名と実際の色との対応が(RGBより)大幅に改善されます。
←(上の図面は、左上角(白色・R面・g0・b0)と読みます。角の白い印は白の方向)

(色調群)
* 小立体の,頂点の対向位置は、元の立体の中心点で元色(灰色)です。
* 元色と、色面の各点(表面色調)とを結ぶ線上の点を色(素片)とします
* 色調群は、同一色調で色彩度が異なる、色素片の集まりとします。
* 表面色調から元色(点)へ向かって次第に濁りが多くなり、色彩度が下がります。

(頂点色と色グループ)
 8つの頂点は、夫々3つの色グループが集まりです。
 頂点色 面1 面2 面3 色名
   赤  R  Y  M →(r m y) 
   茜  M  B  R →(r m b)
   白  R  B  G →(r c b)
   黄  Y  R  G →(r g y)
   黒  M  Y  C →(c m y)
  青  B  M  C →(c m b)
  空  C  G  B →(c g b)
  緑  G  C  Y →(c g y)
 各色グループ内の色の表示名は、()内の3小文字です。
* 逆に、色名の3文字の組合せで、何色グループが決まり色の見当がつきます。
* 3文字は大きい順に並べ、始は色彩度、3文字組で色、後ろ2文字で詳細位置です(順序は入れ替わる)