混色は来年に 


 混色ルールは来年に
 きょうは大晦日。 「混色問題」を年内に仕上げて、本講座を終了の積りでしたが・・・ 、
 本講座は、今年初めに、一応終了したのですが・・、アソコが足りない、ここが抜けた・・新入者のためになどと・・、右往左往して(筆者の力不足であちこちに)に付き合わせました。
、(残りは、ホンの少し(10月上旬に説明ズミのもの)ですが、←(この部分の説明は(時間切れになった)ので来年早々に回します)。
  ← 講座はここ迄で、本当に ”オシマイ” にします。
 永い間、本当にアリガトウ・・  講座終了の挨拶は改めて掲載します←(今日は、気持ちが走って旨く掛けません・・)

 (色判定の効果・重要性)
 生き物の視覚は、辺りの光状況を観察することで、危険を察知(移動)をしたり、食料など必要物を手に入れるため、周辺)の物の存在(明暗・形・色)の判定をするのです。
 人の視覚(目を開くと・・)、まず、明暗が感じられ・・次第に形が出来て・・ の順序で、(色が見え)、物の移動(空間定位)などの確認には、かなりの時間を要します。
 つまり、動体視力や色判定などは(他の直接・緊急的な感覚ではなく)それらの応用・高級動作と思われます。
 (色の基本は8色)
 色の判定は、「一瞬に八色を見極める」動作ですが、ある程度の明るさと色部分の面積を必要とし、小面積で暗くなると、色の判定は不確かです。 ←(精密な色差より{明暗・輪郭」などが優先される ←判定の速度が求められる)ようです。
 上の図は、色のグラデーションで、両端の色料を連続的に加減していますが、混合色は旨く変化しません。 ← (混合比率を見ないで、多い方の色を判定するようです)

 ∴ これから、(混色のルール)を探るので・・ 全色配置の話になりますが・・ 、 実際にはは(赤や青の色域)では殆ど変化が無く・・、色の(感覚的)な変化は、(橙〜黄〜緑)色域に集中しています。 ← (動・植物は、みんな太陽光を利用し、取り込んでいるから・・)
 ← (S)センサーと(LM)センサーは反対動作(昼夜)だった、M域(昼間)が重なる部分が色になりました。

 (混色のルールの見直し) ←残り部分の骨子です
 (光の混色)
 これまでの、光の三原色で(加法混色は、何をどうするのか?分量の話がワカラナイので)止めましょうネ、光の重畳(または合成)とハッキリさせましょう。
 → 赤と緑を(混色ではナイ)重畳した←色が(黄色)です。(空色も青と緑の重畳です)。←(合成・中間・補色などは区別・・)
 これらの合成色は、二色のベクトル合成(平行四辺形)です。 ←角度のある(ベクトル)演算です、加法(混色)は、間違いです) 以上を踏まえて、従来の(併置加法混色)のルールを見直して下さい。
 (色料の混色)
 減法混色は「実験では再現出来ず」、実際の色は「CMY+(K)など)理論も不成立です。 ←(全てを完全に放棄して下さい)。
 基礎理論で共通する、色の属性や六色色相環なども、誤り(論理矛盾)なので放棄して下さい。
 (透過光)
 「色料は光のフィルター」 として扱います。 ←(本年10月初旬に説明しています)
 フィルターは、色種別(波長)で、減衰度が違うもので、波長別に減衰を考えます。
 フィルター枚数を重ねる(減衰層の厚み)と、減衰が大きくなります(減衰率の掛合わせ←積算で減算ではナイ)
 (水面などの表面光)
 水面はフィルター層なので、上から中へ入った光は透過(一定の比率で減衰)して、下に出て行きます、
 層別に見ると、上からの侵入光の一定比率を(下に向けて透過する、層内部で減衰消滅させる、上へ向けて返す)の3つがあります。
 光が侵入した、各層の上向き反射のトータル(積算)が、上方から水面の色として観察されるのです。
 (色料の混色)
 旧来の減法混色の誤りは、印刷など(重ね塗りで減衰度が増えた)のを見間違えた(光の通路の変更を無視したのです)。
 2色の色料の混合では、フィルター層の厚みを細分し順序を入れ替えただけなので、トータルの減衰量は変わりません。
 ∴ つまり、(色料を混色した場合)  トータルの(透過減衰度)は、二色分の和(加算)です。
   色としての減衰度(単位厚みでの減衰度は、二色の平均(中間混色)になります。