光とセンサー感度 


 光りとセンサー感度   (センサー感度図)
 左図は(棹体・錐体3)センサーのレベル感度や帯域を比較するため、4枚を重ねています(分かり難い人は、4枚の単独グラフに戻して下さい)。
 次に(下へ大きく突き出した)棹体センサーの感度で、考えます。 グラフの曲線は、最小のレベル感度表示なので・・
 *(少入力時)、星からの光りのような、フラットで低レベル入力(下のライン)のとき、感度出力は(図のように先端部を捲ったような)小さな山形です。
 *(ある程度の入力)のとき(中段のライン)より上に、ライン下部を捲ったような、山形の出力感度になります。
 (色温度と分光分布)
 実際の光りは、光源の(色温度)によって、波長分布が異なっています(第2図)。
 赤色光を多く含む光りは(右上がりの傾斜)、青い光りでは山形のピークで右下がり傾斜)などです。
 (感度曲線と光りのレベル)
 目は視野範囲を小さな桝目(画素)に分割して、其の方向・範囲からの光りを受け入れて、夫々の「色やレベル」を測定します。
 全画素を調べて、結果を元の位置に並べること(※)で、一枚の 画像が完成します。
 ※ データ収集から、画像作成までの一連の動作は(秒30回程度)繰り返されます
 (4センサーの動作)
 画素ごとに、色判定が行われ、この時点で混色が起こるコトになります。
 (L・M・S)の3データは、お互いが直交する方向に組まれます、3者の合成方向が明暗の方向として(棹体の基準レベル)に合わせます。 
 このとき、LMSの3者のバランスで、色の強さが調整(緑色消去や色順応)されます。 また、3者(LMS)が引張り合うように見える・・、などに注目して下さい。