ローカルカラー 


 ローカルカラー
 (ローカルカラー)
 旧色彩では、三原色を相互に混合した色が円環上に並ぶ、としていますが・・  色の変化は、一次元なもので・・、パッと見た目の色種(数)は、3〜6種類程度です。 それ以上は、二色間の連続変化なので、境目が見えません。
 この色種の点では、新色立体は、初めから八つの独立原色が一目で識別されます。 さらにこの8つの原色は別の(3または6)色が取り巻いた状況です。
 (小立方体)
 色の立方体は、6つの色面が集まって出来ていますが、 この面を{田の字}型になるように、中点を通る直交面で切り開いた・・ 形です。
 立方体は9つに分割されましたが・・ 、夫々は、1つの原色頂点を持ち、周囲の3面には、原色に近い色の集まり(色グループ)になっています。
 (色の配置)) 
  中央の色によって、8種類の局部的な色体系(ローカルカラー)があり、 上の図は、黒色グループを斜め上方から眺めたものです。
 中央の色は、周りの三面の色(三方向からの色が集まったものです・・ 、また、中央に向かって周辺から6つの色が染み出したような(逆には、周辺の六色に向かって中央の色が拡がった)形です。
 ← このような色体系が8種類ありますが・・(従来の色配置(色相)は、白を上(黒を下)に置いた形、1種類だけでした)
 (色の座標)
 ローカルカラーの色座標は、次の三種の座標値で示されます。 ←(座標の3文字で色種は決まりです)
  黒(cmy)、 赤(rmy)、 緑(gcy)、 青(bcm)
  白(rgb)、空(cgb)、 茜(rmy)、 黄(ryg) ←(この文字は覚えてネ)
 (色の角度)
 従来の色相は、(黒→白(赤0・)の1つの色体系ででしたが、ローカルカラーでは8種類の色体系なので、色角度も色種で違ってきます (従来は、赤が0゜でしたが、茜0°にしています)
 中心色   0゜  60゛ 120゛180゛ 240゛ 300゛ 360゛ 
   黒    茜  青  空  緑  黄  赤  (茜)
   赤    黒  緑  黄  白  茜  青  (黒)
   緑    黒  青  空  白  黄  赤  (黒)
   青    黒  赤  茜  白  空  緑  (青)
   白    緑  空  青  茜  赤  黄  (緑)
   空    黒  青  茜  白  黄  緑  (空)
   茜    黒  赤  黄  白  空  青  (黒)
   黄    黒  緑  空  白  茜  赤  (黒)
 (図面について)
 色の向きを変えた、8種類図面ですが、(色変化が見え難くなるので、立体全体を描いていますが・・ 色グループ(小立体)は、中央の小さい6角形の部分です)。  大きい図面のように、中心部分のみを考えて下さい)