画素単位の情報収集 

 
 〔画素単位の情報収集)
 色は人の視覚が、辺りの光から(光源)物体を(推定・確認)しようとしたもので、そのため、 目に入った光を、網膜細胞(センサー)で受け止めて(波長分析)し、結果を(色に換算して)報告してきたもの・・、でした。

 (旧三原色の色配置)
 私達は(子供の頃から)ずっと・・ 、色の話は全て三原色「」だったので・・、今では皆なの(常識)になっています。
 しかし、実際の色扱いでは、「三原色」で治まらず・・、光の三原色(赤緑青)の色光と、色の三原色(空・茜・黄)の六色として、これを円環状に並べて(さらに色を補間して)・・ 、連続した色の配置を「六色色相環」と考えしました。 が(不十分だったので・・ ← (さらに、円板中心に(白・黒)軸を立てて、色の配置を「立体型」にしました。
 つまり、三原色は(表題だけで)、実際の色配置は(八種類の原色と立体配置)が基本だったのです。

 (正しい色を求めて)
 以上、これまで見てきたように・・ 、現在の色彩学(波長帯域分割型、三原色光の並列動作、色の属性、色の系統配置・・ など、色の基本で大切な部分の殆ど全て)が完全に間違っています。
 新しく、正しい色を求めるなら・・ 、旧(現代)色彩学の全てを(一旦捨てて)下さい(正しいモノも多いですが・・ (悪意のバイキンを)洗い流しましょう)。
 ← (異論を唱えたい人も 居るでしょうが・・ 、別の場でお願いします)
 ← 極端な言い方をしましたが・・ 、コトほど左様に、色彩学は(宗教や芸術などの感性の世界のままで・・ ) 「論理的な科学としては、未発達の世界・・ 」 なのです。
 ・・  またゴタクになりました()?・・  色に帰りりましょう

 (画素単位の情報収集)
 色は、画素単位で決められる、と言いました。
 目の網膜は、視野範囲をグラフ桝目(100万画素程度)のように分割し(画素)範囲に飛び込む、光の粒子を待ち受けています。
 人の視覚では(棹体およびL・M・S)の4種類センサーがあり、光の感度特性が異なっています。 ←(だから光の状況で(同一光でも)データ値は違ってくるのです)。
 画素範囲内は、ローカルネットで結ばれています。
 各センサーは、(1/30秒周期)で(、データ収集の(掃引指令)が来るので、 それまで蓄積したデータを(一定の順序で)渡します。

 (混色)
 近くでは、離れて見えていたモノが、遠くなると一緒に見えます、(別画素・別色だったものが、同一画素として、色集計されるのです。時間差で色を切り替えても、掃引周期内なら色は重ねて集計されるので、どちらも「混色」になります。

 (画素データの内容) 
 本講の初期に、光の雨量計(を話しましたが・・、光を(波長が異なる雨粒)が降ってくる・・、考えて下さい。 (各センサーの網目の大きさが(少しづつ違う)ので、光の溜まり具合も違ってきます)。
 画素範囲内の光は、物の移動や、光の明滅などで常に変化しています、が・・、画素範囲内の光が、一定の(掃引)周期で集められるのです。
 ← 画素範囲内の小さな物は、同一の色(物体)と判断、周期内の明滅も同様(混色)になります。