色情報の出力
色情報の出力 等色関数・色の見え方
これまでの,旧色彩では、色は元から(天然自然に)存在していたので・・ 、基本的な色の原理 (色範囲やその構成など)よりも ・・ 、色の利用面からの(整理・分類)に重点が置かれていた? ようです。
(旧色彩の色出力)
人が色を感知するメカノズムは、古くからの関心事であり、議論の対象となっていました。
1801年ヤングが 「人の目には、色を感知する(3種のセンサー)がある」 という仮説を立て、後にヘルムホルツが(三原色の実際的な動作)として完成させた・・ とされています,.
その後、ヘリングが黄色も独立した色だとして、四原色の反対色説を提起しましたが、やはりいろいろの矛盾があり・・現在は、錐体センサーが、三原色を掴まえるが、以後の操作で(黄色を作り出す)という 「段階説」 が主流になっているようです。
(現在の色配置は、どれも この(心理4原色)で、立体型の(6色色相環)になっています)。
(等色関数)
色がどうして決まるのか?など・・ 色の基本は、(実は、近代科学の導入以来(甲論・乙駆)の状態で)、みんなが夫々言いっ放しで・・ 統一的には、何も決まっていない(つまり何も分らない)のが実情です。
最新の色彩情報だとして、(CIE)が 「等色関数」 を発表していますが・・、これは(数式によるゴマカシ)で、何も解明しないで(混乱を持ち込むだけ)のものです。 ←(数学は物理的な現象を説明する言葉です、数学が有りもしない現象を造り出してはイケマセン)
(色の分類整理)
これまでの,旧色彩には、 ・・ 情報伝達の手段として(色の種別・範囲)を展開する・・という発想は、全く無かったようです。 色は(天然自然に)存在していたので・・ 、色の原理 よりも、利用面からの(整理・分類など・・)に重点が置かれていた ようです。
色彩における「三原色説」は、経験的な事象を纏めて自然発生的に生まれ・定着した、と思われますが・・ 、近代のの工業化の推進に合わせて(加減法混色・6色色相環 、などの誤りが)、強引に導入されました (← これが現代色彩学の不毛・混乱の原因です) 。
(全部門での早急な改訂を!)
これは、色彩の「根本的な概念の違い」で、全ての色彩部門に直接関わる重大なことです。 一時も早く、是正措置が採られる事を願っています。(筆者は権威も宣伝力もナイので・・)
(新しい色世界の展開)
「新しい色の世界」をこれから探って見よう、 ということですが・・ 、一体「色」とは何者・・?」でしょうか、 その範囲や定義は?・・、そして従来の色感覚だけで扱って良いのだろうか?・・ などの、疑問が湧いてきます。
まづ始めに、この辺りを(もう少し掘り下げて)探って見たいと思います。