色データの収集
(画素データの収集)
網膜には、(LMSやK)4種のセンサーがあり、 各センサーは、メモリ材質の一部が感光することで変質し(データ)として溜まる構造になっています。
各センサーは(写真フィルムのように)4層で拡がっていて、外部の光の状況を(4枚の重なった画像データ)として写し撮っています。
(画像データは画素単位)
データは、全視野範囲を小さな桝目に細分(百万個程度)したグループ(画素)として纏めて(アドレスを付け)管理されます。
(掃引動作)
頭脳コンピュータは、全画素データを収集するため (掃引指令)を出しますが、 掃引操作をスムーズに行うために、(画素の位置(アドレス指定)、データの掃引順序・・などが、予め一定のルールに従って決められています。
なお、掃引を受けてデータを吐き出した画素は、その時点でデータをクリヤーして、次回の掃引に備えます。
(掃引の回数)
頭脳は、センサーデータを隈なく調べたいのですが・・ 、センサー数が種類で違っているので、画像の位置でグループにして(画素)データ集めをします。
そこで画素数を、かりに百万画素と仮定すると
棹体 の(総数)は、 1億2千万個で → 120コ。 錐体(L)は(総数) 400万個 で→ 4コ 。 錐体 (M)は、200万個 で → 2コ。 錐体(S) は、 50万個で → 1または、0コ が、 ・・ 1画素の中に含まれて居ます。
掃引順序を、(K、L、K、M、K、S、K、L、K、M、K、S、・・・ )と繰り返すと、K(棹体)は他よりも、3倍の密度で掃引できます
→ (K感度は、Ka、Kb、Kc、と区域別かもしれない)
→ (S感度は)青空範囲の感知だから少なくてもヨイ)
目のチラツキ感から、掃引回数は(1秒に30回程度)と、思われるので、色の掃引回数はさらに(1/6)程度でかなり遅いようです ←(ベンハムの独楽は、秒何回転かで、白黒模様が色に見えました)
(混色)
私たちが・・ 実際的に色を認識し扱うのは、すべて「色の混色」に限られていて。「光の色を」 直接扱うことは殆どありません。
人の目は画素単位で明るさや色を識別する・・ と言いました。 しかし色として感じるには(一つだけの画素では力が弱く)ある程度の面積の纏まりが要るようです
← (テレビ画面は、厳しく睨み付けると、三色モザイクの模様が見えますが(気にしないと混合した色に感じます)。
これから、混色を考えますが・・ 、旧色彩の 「減法混色」 は(,トンデモナイ)大間違いでした。 また(蛍光色の重ねは変質です) 問題を取り違えないように・・
混色は元の色の性質を残し他ままで混合することです。、 (昨日のようにモザイク模様をだんだん小さくしてゆくとヨイ・・ )
(デハ、次回から。実際の色出力の配置を考ることにしましょう)