センサーの感度 


 (視覚のセンサー)

 (風邪がヒドイ、雑把な記事ご容赦下さい)

色温度 → 上段の図))
 上段は、昨日の色温度の図です。(緑と赤)の位置に(M,L)の2つのセンサーが置かれています、波長分布の傾斜から(色温度) = 光の波長分布状況の大略を知ることが出来ます。
 直接的には、色温度で(波長分布の偏りで色が付く)(←演色性)の補正を行います。‥ が、
 むしろ波長分布の傾斜から、→可視光線域外の状況の推測を行い−(赤外線領域→熱・暖かい・活発‥など、紫外線領域→危険・冷静・沈着‥など)の(心理効果)が大きいと思います。

(2つのセンサー配置)
 5日の図面の下段を見て下さい。(赤・緑・青)色に対する周波数成分の分布図でした。
 いま仮に、赤と緑の交点と、緑と青の交点、2箇所に、センサーを置いたとしまよう。(赤→黄→緑→青)と光が変わって行くと、センサー出力は(釣瓶のように相互に上下して)その時の色を示します。
 2つのセンサー出力を半値で重ねることで、2センサーの入力による(波長の決定)が可能になります。 これを利用して、上段図の(青446、緑530,赤631)の配置が、作られています。

(ブリュッケ図 → 下段の図)
 ブリュッケ図は、光の波長と色の関係を示す(筆者には?)唯一のものです、→ なお、可視光帯域の四分点(375,446,530,631,750)が「等分割」に見えませんが、これは(波長による表示法が不適切なためです)
 緑色は、(530nm)は(ほぼ適切)と思われます。(←可視光線全帯域の丁度中心位置)
 赤色の、(631nm)も(ほぼ適切)と思われます。
 (赤と緑)で作られる(不変色相=黄色)も、ほぼ(ピッタリ)です。
 青色は、(446nm)より(やや中波長側に寄っています。

(センサー感度図 → 中段の図)
 M(G)センサー (530nm)は帯域分割に、(ピッタリ一致)です
 S(B)センサー (460nm)よりやや中波長側に寄っています。

(M、Lセンサー)
 錐体の、MLセンサーは、同数(2百数十万個)なので、対になっていると思われます。周波数も非常に近く、出力感度などもほぼ、同等なので(釣瓶式の加減動作が可能)と考えます。 いま500〜600nmの入力があったとして
 (M−L)は、MからLへの傾斜です、M−L間の2倍の位置に、仮想センサー(L’)があるとすれば、(L’)=M+2(L−M)=(2L−M)で、求めることが出来ます。(L’センサー位置(631)でピッタリです)
∴、錐体の動作の主力は、事実上この(M・Lセンサー ←赤〜緑の領域)のように思われます。

(Sセンサー)
 Sセンサーは、数が非常に少なく、画素数としては粗く(形状認識は出来ない)と思われます。また、波長(460nm)は、(青と空色)の間で、晴天の深い青色になります。
 筆者は、桿体は、昼間も動作をしており、地上の景色はは錐体の動作、空間をみるのは杆体動作と、同一画面の中で画面領域を区分けしている、と思っています。