13、同芯立方体


 色彩度のオサライ      
 〈 色彩度はこれまでの説明で、分かって貰えたでしょうか? 新しい色の基本で大切ですが(旧色彩が間違えたトコロ)なので、ここでシッカリとオサライをして下さい 〉

(旧色彩の彩度)
また、旧色彩の(彩度)は、該当色から (白黒軸までの)水平距離で(1種の色濁りの程度)のことで、(色の鮮やかさは間違いデス)
 旧色彩の立体色相環は、軸の高さ(白黒度と色明度)の矛盾で立体が成り立ちません。この立体は(色見本の表示)に過ぎず、「(解析可能な)色の配置(方式)」ではありません。

(中心からの色の広がり)
  色の立方体では、表面(色面)の色模様が、中心に向かうほど、相似形で小さくなり、次第に灰色(実は無色)も増して行きます。
 私達の言う(色彩度)は、逆に(中心から外へ向かう)「色付きの程度、色の彩かさ」を言うのです。
 
(同芯立方体)
 色の面は(1図)のように積層の(ピラミッド型)になり、さらに6つのピラミッドで立方体を構成しています。
 立体の中心付近は、無色で小さな立方体で、外側ほど(形が大きく、色も明瞭に)なる色Boxで、これが集まった「同芯型の立方体」です(2図・3図を参照)、

(色彩度)
 色彩度は(前にも触れましたが)、色相は色配置で決まった色のコトですが、この色は、無色(水や空気)で薄められて)中心に向かうほど色が薄くなる・・の、色薄めの程度のコトになります。 だから色彩度は、(表面100〜0%中心)の間です。
  ← 色彩度は、固定した色の濃度のコト(水などでの)薄め加減のコトです、この後で述べる(色度 ※)と間違えないようにして下さい。(水彩画の人は分かりますネ、 油絵の人は点描で隙間だらけに描いた、と思って下さい)。

(色彩度は、距離感・透明感)
 絵画では、空気の色を(色彩度を下げ、輪郭をボヤケさせ=つまり無色を塗るることで)遠くの距離感を表します、(水の色の透明度もどうようです(無色による色の薄め加減)は、。(旧色彩が全く知らなかった)これまでに無いの新しい感覚です。

 色彩的には、画面に「グラフ枡目の網を被せ、画像の何%かを透明色で隠して、残り何%かを見せる」モノです。
 
 (4つの色諧調)
  色は、どの色も必ず、4つの色諧調(黒ー白)度、(赤ー空)度、(緑ー茜)度、(青ー黄)度、を持っています。 この4色の配分程度を色度と呼びますが、最も色度の高い原色(例えば赤)でも(RC4:GM1:BY1:WK1)で、他の色では比率は下がります。


(色名の文字順)
 先日、色名の付け方のルールとして、座標値の3数値のうち(絶対値の大きい順に文字を並べ、次いで数値を・・)と言いました。
 ある色の実座標(P)が(第4図)のような座標で、 値が(rx>gy>bz)だったとします。 
 この場合、中心から(P点)を結んだ延長は、(3数うちの最大値(rx)方向のR面に出ます。
 次に、3数のうち中間値は、gyなので、第2番目の文字は(gy)方向なので、(G)。
 3番目の文字は、最小値の(bz)方向で(B)の文字になります。
※ ← (10月1日の図面で練習して下さい)