20 (旧色彩は放棄しよう)

 ≪ 筆者の病休により、本講座の(色彩に関する部分)の補足説明を、(9〜10)月の2か月足らずの(超特急)で進めてきました。 ←(健康不安で先を急ぎました)
 旧色彩とは異なる全く新しい「色の要素や体系なので((初心者には、キツイ所があったかも知れません) ←(類書の説明はナイので(これまでの(HPページ)をCDに纏めました)そちらを参照して下さい ≫


 (専門化ほど程理解出来ない
 新色彩の内容は、(旧色彩の不明を解明し、新色体系の開発など・・から、世界的にも大く拡がりつつあります。
 本講座の内容については、日本の国内では子供や初心者には受けるが、色彩専門家ほど理解出来ない?、と言う奇妙な状態(??)になっています。
 どうやら、余りにも内容が革新的なため、専門家ほど既存の先入観が邪魔をして新体系が理解出来ない様子です。


(旧色彩を完全に放棄しよう)
 新色彩の本格的な学習をこれから始めたいのですが・・   
 これまでの学習に当たっての(最大の難関・隘路)は、どうやら「旧色彩の先入観による邪魔が入るコト」だったようです。 
 これまでも(旧色彩の放棄)を言ってきたのですが・・、旧色彩の誤りがどの程度(払拭)されたでしょうか?、
 これからの講義を始める前に(旧色彩完全放棄のために)いま一度真剣に見直して下さい 

(加減法混色)
 *、光の加法混色。 光の加重照射で明るくなったもので、混色による効果ではナイ。←同一色光の加重では、光強度が上がり色度は(白濁)減少します。
 *、色料の減法混色。 以前は3色円板表示でしたが、実験結果と合わないため、最近はセロファン表示(フィルタ効果)に変えられました。 フィルタタ重ねで減衰ど加重で混色効果ではナイ。 色料の混色効果は、中間混色(点描)です。

(立体色相環
 (左下図)は球形の色相環図です(相円錐型も同じ)、円板状に並ぶためには(原色の明度が同一が条件)なので、6原色出円板は矛盾します(つまり中心軸は明度でナイ?)
 つまり、円板方式は(色配置構成としては論理矛盾で)認められない。

(上段中図)
 三原色光のスペクトル表示ですが、このように見えたと言うことだけで、すぐ右側のような波長分布は(仮想)であり、存在しません。

(上段右図)
 右側がヘルムホルツの三色説と、ヘリングの反対色説などから、色信号の合成による現在の段階説に至ります。 ←(どれも確たる理由がナイご都合主義です。)

(中段中図)
 結局、心理4原色を(実際の色配置に合わせた)として、現行の色配置はみんな、図のような円環ですが、赤紫と青紫が連続する理由がナイ儘です。(中間の色は作れるが光は存在しないコトになっています。

(右端中段)
 等色関数の図面ですが、本来XYZの3軸の立体図形の表示ですが、(Z軸を省いて、不連続な極面をゴマ化したものです)

(下段中図)
 3段ゴマの図です、 *色光三原色の色環 *補色三原色による色環 *6原色色環による回転混色を表したものです、(三色混合なら三角になるハズ)

(下右隅)
 日本で広く採用されている、PCCS色相環の配置です、球形の積層円板を(実態に合わせ)横にずらした形です。 ←(筆者の色立方体に似通ってきました、ハハハ)