色彩度 

729  色彩度

 (同心立方体)
この 立方体の表面を捲ると、中からほぼ同じような図柄が現れます。 さらに(玉ねぎのように)中へ剥いて行くと、中心に向かって図柄は小さくなり、色が次第に薄くなります。
 ←(古い図では(中心付近が灰色に描かれた)ものがあります ←(中心部は透明なので、背景用紙が白色なら(白色の方が)良いのです)。
 色は(無色の中心から、四方八方)に拡がってをり、この立方体は、色彩度の異なる(同心の立方体)の重なり(積層)になっています。
 (四角錐)
 表面正方形(色面)の稜線と、中心を結ぶ面(三角形)で切り開くと,図のような、四角錐(ピラミッド型)が現れます。
 四角錐の底面は(元の色面)で、頂点(元中心)側の層はに色が薄く小さい面の、積層構造です。
 (色彩度)
 底面の一部と中心を結ぶと細長い角錐になります。 先端は細く(無色)ですが、元表面側は次第に太く、色もハッキリします。 立体はこのような(色のお箸が集まった)ように見えます。
 このような、中心から外へ向かう色変化を(色彩度)と呼んでいます。
  色彩度は、中心から表面までの距離比ですが、・・ 実際の色の変化は、(表面の変化は緩やかですが、中心付近で急速に色が薄くなり、中心は完全に(無色・透明)です。
 (色の属性)
 またこの 「色彩度」 はこれまでの色彩学)が、間違えた(考え及ばなかった)・・ もので、{色相(白黒を含む)と(色彩度)、さらに(4つの色明度)や(色の純度(帯域特性)など・・ や(色のエネルギ }などに並ぶ。もので・・ 、「色の最も重要な属性」 です.