色の明度 


     
 色の明度
 昨日の話で (白黒と明暗)の区別はハッキリしましたネ・・ 。 目がモノを見ようとするとき、光のの強度を一範囲を制限して、上限を(白)、一定幅の範囲だけを見ることにし、限度以下は(黒)くして、見えない、ようにしました。 ← これにより(範囲内は、コントラストや色を付けることで) 詳しく観察が出来るのです。

 (白黒軸)
 さて、 今日は 以前に(2012.年5月上旬))作って戴いた(カラーBox)、がある人は机上に出して下さい  →(新しい人も、出来れば、Boxを作ると分かりよいのですが・・ )

 (1) お台所へ行って竹串を貰ってきて・・ 、Box の黒頂点から→白頂点へ、串を刺して下さい。
 (2) 串刺しの軸を立てて回転させると・・ 、色も横に回転しずれて行きます。
 (3) 軸上部の色はどれも明るく・・ 、下の方ほど暗い色になっています。
 ← つまり軸の高さは、(以前の明るさ)=白黒度、だったのです。

 (4本の色軸)
 このように、頂点を斜めに結ぶ色軸は、(黒−0−白)だけでなく、(赤−0−空)、(緑−0−茜)、(青−0−黄) と、全部で4本ありました。
 つまり、全ての色は、4つの色度(4原色 ※)が重なったものだったのです
 ∴ → (黒→白)の軸は良いが・・ 、他の3本 (赤→空色)、(緑→茜色)、(青→黄色)が、馴染みが無いと(首を傾げていますが・・ 
 ← 柔らか頭になって下さいヨ)  ← 色軸の要素・条件を考えると、何も違いはないデスネ
 軸端が (原色) なので・・ 、この立方体を、筆者は 「四軸8原色、色立方体」と呼んできました。

 ※ (四軸色)
 ある平均的な光レベルの所(色の意識を持たない=無色)から、光を強くすると全ての色が明るく・白っぽくなってきます。逆に光を弱くすると辺りは暗く黒っぽい色になります。全体の色の中の白黒成分の量がが変化したのです。
 (赤→空)(緑→茜)(青→黄)どれも同じように、色成分が変化したのです。
 つまり、4種類の軸成分が(色の元)で、全ての色はこの(4軸色の合成)だったのです。
 ☆☆ 旧色彩で、(黒→白)への変化を(明度)、(黒→赤、黒→緑・・)を、色と考えてきたのが間違いだったのです。

(展開図)
 ← (色が悪くてゴメンナサイ、他のキレイナ図面(一昨日のモノ)を当て嵌めて考えて下さい)
 各軸の頂点から、三方向に開いた稜線を鋏で切って下さい、(上の図は)白から3ほうこうと、黒から三方向に切り開いたモノです。
 3つの白頂点は、グラフの上部(3の目盛り)に並びました。 下方には、黒頂点が(-3の目盛り)3つあります。
 ( 3レベルの高さ)では、 (白)、 (白)、 (白)、 です
 ( 1レベルの高さ)では、左から、黄色→茜色→空色→黄色 です
 (−1レベルの高さ)では、左から、赤色→青色→緑色→赤色 です
 (−3レベルの高さ)では、 (黒)、 (黒)、 (黒)、  です
 以上、 軸の高さが 「色明度」で4種類の色明度があるのです。