CMYは仮想色 

CMYは仮想色

 CMYは仮想の色

(黒色は何者?)
 お月さんや星が昼間見えないのは、周りが明る過ぎるからで、月(満ち欠けは別)や星の光は一定です。 或る光の(明るい暗い)は周りとの対比で決まるので、それ自身の明るさではありません。 階段下や木陰の黒色は(それ自身の色ではなく)周りの明るさ(白さ)が作り出したものです。
 ←(黒)は白との対比で作られるもので(本当の色ではなかった)のです。(うす暗いが見えなかったのは、自然が黒色で消したのです ←オドロイタネ) もう一度ハッキリまとめて置きましょう。

1、外界からの光の量は(瞼や瞳で光量を絞って)強過ぎないように調整します(振幅制限)
2、画面全体の光量を積算し→平均値と+−の画像データを作り(データ処理)
3、基点(0)位置を決めて平均値を表示の、上限を白色、下限(光が最も弱い所)を黒色にする
4、画像データは、基点レベルと+−に変動するデータが組みになったものです。

◎(従来の色彩学)→(色の三要素、光が無いのが黒色‥)(三原色があり、黒から夫々の方向に色が広がり‥)などの(色の体系)とは全く異なっています。
 本当に基本的な(色の成り立ち)の話です。(次に進むのはここが充分に呑み込めてから‥デスヨ)

(光レベルと色配置)
 光レベルと白黒・明暗の対応関係は、カラーの場合も全く同じです。
1、中間レベル(1.0付近)の画素は(周辺の状況で色が変わる(場合によって色が反転)
2、中間点(元色)は、チカチカ色が変わり落ち着かない ←急峻なV字型を見て下さい
3、普通の色は(1.0)より大で画面に広く分布するが、補色は光が弱くレベルは低い(1.0未満)色の分布も少ない
4、(赤・緑・青)はセンサーが求めた光だが、(シアン・マゼンタ・黄色)は、データ処理・判定の結果生まれた(仮想)の色です。
4、CMYの色が今ひとつ判然としないし、対応する(光や色料)は実在しない(参照、3月16日)が正しいようです。


◎ さてここまで書いて大変なことに気付きました。 一寸休憩しましょう??(レッコアンカー、スタンバイ)

 アタマを冷やしてからネ‥ → (上の図面を見直して下さい‥?)。
* 色は(1.0)付近が灰色で、その付近の色の分布(配置、→色の相互の関係や性質)は決まっています。
* 光は、平均値が(1.0)の上下一定の範囲に分布ですが、レベルは光の強弱によって自由な値を採ります。
 色を見ることは、(変動する)外光のレベルを測って(固定の)色配置に当て嵌める、ということだったのです。
 (色)を正しく知るためには(色配置の状況とその成立ち)を明らかにすべきです。 (コレコソ大変! 色はまだ何も決まっていない)

(光を調節して色を決める、は逆の発想でした。→ましてや(色材料の種類や量の云々)は全くの的外れでした‥ネ)。