センサーの配置 


 センサーのフィルタ特性
 光の雨量計については何度か触れてきました(参照、2月23日、4月6日)。
雨量計に溜まるのは、光の粒の総数(光量)です、(本当の雨の場合は、全部を纏めた総雨量ですが)、今回は光の周波数別の分布を知りたいのです。

 そのため3つのセンサー夫々に、図のような(感度特性)を持たせることにします。
(どの周波数に入力があっても出力の合計は(1)なので、総光量は狂わない。溜まったAB値の比率で周波数が読める) ←(感度は高いことだけが能ではナイ)

 光自体が、纏まった周波数ではなく散漫に散らばっているので、固定した周波数は元々求められないのです。 光粒の最も頻度の高い所が代表値として指示されるのです。

 或る画素に着目したとき、その場所の3つのセンサー出力を集めて、この感度特性に当て嵌めれば、その場所の光の強度の中心(周波数)が求められ、色に換算されて行きます。

 (なお、三原色で(3つのセンサー)としましたが、筆者は、第4番目のセンサー(=倍調波信号強度)がある、と考えています。