倍調波の発生 

1 倍調波の発生

 (太陽)光が物質表面で反射をし→色が見えて→物があった、ことが判ります。
物質(固体や水滴)に進入してきた光は、表面の凹凸により任意の方向に進みます(散乱・反射波)。 このとき光の(反射・屈折・消耗)などが、(周波数←波長)によって異なり「色の違い」となります。 (従来の色彩学では、ここから(分光分布‥→三原色→組合せ)と進みますが‥ これはお預けで、こちらは別の道を探すことにしましょう。

(倍調波の発生) ←(参照、調波 3月22日)
 光(粒子)が物質内部に侵入すると、分子構造に何度も衝突し、電磁気的な変化(進路変化・エネルギー消費など‥)を受けます。 変化した電磁波は、基本の周波数に対し多くの倍調波を発生し、調波の分布状況は頭初とは全く違ってきます(高周波成分が多い)。 
 したがって、我々が物を見た(見えた)時には「基本周波数と倍調波が重なって組」になっており、これを「同時に見ている」のです。

(倍調波帯域)
 倍調波領域は(従来の紫外線領域ですが、実際の分布範囲はどの辺りでしょうか?。
(上のグラフ)で倍調波領域の周波数分布の様子を図に示します)。可視光線は(400〜800テラヘルツ)です。
 倍調波の帯域幅は、少なくとも「高周波域(青色)の第5高調波まで(800〜4千テラヘルツ)程度は必要と思われます。
(なお、この領域の太陽輻射(紫外線)は上空の空気層で吸収されて地表では存在しない。(混信は避けられた)
 ←「どこ(何倍)まで存在し、どこまで要るのか?」などは、まだ(?)ですが‥


 全く新しい要素は感覚的に掴みにくいものです。筆者が挙げた例題を、色んな角度から採上げて(適合する物や解釈)を見つけ、誤りがないか検証し直して見てください(参考、予講2月18、19日)。