色彩度 


 色彩度

(同心立方体)
 この立方体は、一定の板厚の箱が何層にも重なって出来た「同心立方体」と考えます。

表面の色を薄く剥がすと殆ど同じ(僅かに濁った)立方体が中から順次現れます。面は次第に小さくなり最後は中心点(灰色)に行き着きます。

(三角錘)
 立体上面の稜線と中心点を結び、上蓋を開くように切取ると、四角錘の蓋になっています。 更に大きく開いて、上下を反転すると、相似形の色模様の板を上に積み重ねたピラミッドのような形です。
 蓋の模様は、中心に向かって、次第に小さくなり、色の濁り(灰色)が増えてきます。
(色彩度の方向)
 ピラミッドの模様は、中心に向かって細く小さくなり、色のお箸が集まっているように見えます。(色のお箸の先端は細く灰色です) 逆に言えば「中心から外へ色彩度が広がっています」
 ←(色彩度の方向は色面に垂直ではなく、場所(色)によって異なる点に注意です)

(色彩度の独立)
 今回の解析により(色彩度が明らかに)なり「色彩度の操作」が他の要素から独立し(自由な調整)が可能になりました。
 この「色彩度の独立」は、従来「夢に見・期待はするが、到底果たし得ない」と思われた(難関)が解決できたのです。

 従来の色彩操作では、(RGB)のどれ一つを動かしても,画面内の全ての(色相・明度・彩度)が関連して動く)として、メーカが事実上(色の操作を禁じて)きました。がその原因は、ここ(6面構造)にありました。

(従来彩度は白黒写真)
 従来の「彩度」は(白黒写真を残す)もので(画像の白黒度)を調べたものです。
画素の色により、彩度の値が異なり、彩度と言いながら度数はない。