ミラクルパレット-2 


 ミラクルパレット

 上の図面は(もうお馴染みだが)当初筆者ははこれを「ミラクルパレット」と呼んでいました、(参照、2月3日)
(色の達人はご存知だった?)かも知れませんが‥、当時の私には大変な驚きでした。

(混色法)
 当時(それほど昔ではナイ)の話。(恥ずかし乍ら‥私の色知識の程度) →(色は三原色、隣の色と二色は混色出来るが、三色を混ぜると濁って戻せない‥など)。実際には「三色以上では、色によって良否が別れ?‥ 規則なんて無い。 水彩は、後で塗り足しても濁るので、一度塗った色は(元には戻せない)だから触れない)が、自分なりの規則でした。
 「加・減法混色」と言いながら(実際に使える正しい混色規則は全く無く)現在でも書店には「○○混色法‥、水彩やペイントでの混色ノウハウ‥」等の書籍が並んでいます。

(混色パレット)
* 上に掲載の六面の、夫々の四隅の色の組合せは、混色可能な色の組合せになっています※。
* この組合せ以外の色が混入すると色が濁ります。
* ←意図的に濁りを入れ(彩度を下げ)たいときは、灰色を混入調整します(色調を変えないで濁度の調整) ←(後述の色彩度を再確認して下さいネ)
* これまで皆なが、試行してきたパレットは、この6枚の図の一部だった筈です。
* 色彩度の見極めが旨く出来れば、この図から「全ての色を容易に作り出す」ことができます。。

 (パレットの実際)
 筆者は絵を見には行きますが、描く方は全くやりません。
 色材料の組成からくる組合せの可否等、いろんなパレット使用上のノウハウもあるようですが、筆者は全く知りません。 ここの話で、(抜けてはいけない注意事項などがあればぜひお教え下さい)。ここは 飽くまでも(物理科学)に基づく(色の混合の原理)のお話しです。(ゴカンベンを‥)

※ {従来の色彩では、白および黒色は無彩色でこの混入はすべて(濁り色)となっていましたが、実際には、(透過光)やキレイな黒(輪島塗り)もあり、(静暗色・澄み色)などと別扱いをしてきました}。

※ 昨日の書き足しですが、新色彩での背景色は通常は元(灰)色になります。