空間距離
(色の分布)
頂点(8)の色は三面に広がり、全ての色がお互いに混り合っています。(上図はボックス左横の(Y)面です)。
1、AB二点間の色は色元からの距離の逆比になります。(黄色→緑)黄色や緑は色元から遠いほど薄くなります。
2、赤と緑の色の濃淡は左右の色変化(グラデーション)になりました。黄色と黒は上下に分布です(縦・横の灰色帯は、色が弱いため背景の灰色が見えたものです)。
3、Y面の色は、右の二枚が重なったものになっています。
4、任意の二点間の色は、どこでも色配分の規則に従い、二点を結ぶ直線上の色になっています。
5、この立方体は均質で、色配分に濃淡はない(直線性)ので、位置の違いは=色の違いを表しています。つまり(二つの色の違いは、立方体の位置的な「空間距離」で測られます。
(空間距離)
これまで色の違いを(正しく表す方法が無く)比較をするには(直接・間接的に)2つの色を並べて(色彩票などで)比較をしてきました。が違いの程度を的確に表す言葉や方法はありません。
新しい座標表示によれば、二つの色の違いは座標値の比較(空間距離)で容易に求められます。
(二点間の距離)
初級数学の公式です。
2点の位置を、P1=(R1,G1,B1)および P2=(R2,G2,B2)とすると、
P1からP2への「2点間の距離」(D)は
D=√{(R2−R1)^2+(G2−G1)^2+(B2−B1)^2}
で与えられます。