座標変換 


 座標変換

 (新しい色空間)では(視点の移動)により、全てが立方体の中心から外へ広がる形です。(立方体の中心)に座標基点を移動し、色の分布や現象・性質などを観察することになります。
 旧来のRGB座標は(目盛り0〜255、基点0.0.0)でしたが、新しい座標基点を立方体の中心(R128,G128,B128)に移動します。

 (座標変換)

 旧RGB座標 軸名は R,G,B 目盛り 0〜255
 新しい色座標  〃  R’G’B’ 〃  −1.0〜0〜1.0
{∴(−R)(−G)(−B)など負数は、色利用の都合でC・M・Yに読み替えます}  
*1 光座標から新色座標への変換公式
         R’=(R−128)/128
 色の座標値 G’=(G−128)/128
         B’=(B−128)/128
*2 新色座標から光座標への変換公式
         R=(R’*128)+128
 色の座標値 G=(G’*128)+128
         B=(B’*128)+128
(新しい色軸)
 RGBデータは、これまで広く使われてきたので、新座標への変換することが多いと思います。
1、旧座標(RGB)値から軸長の半値(128)を引きます。 2、元の値が128未満のものは(−)の値が出ます。 3、計算では(−)値の方が使いよく、そのまま計算します。 4、計算結果が負数で出た場合、色表示では(−軸)より(反対方向の新軸名)がよい場合は、(−R→C)(−G→M)(−B→Y)に読み替えます.