新色空間と座標
これまでの色は立体を外から眺めて(色が夫々の位置に配置されている)としてきましたが、昨日の考察結果から「色は立方体の中で、中心から外に(放射状に立体的に)広がる」もの、でした。
(色を見る視点を、外から中に変えて見直して欲しいのです。←(立体放射型の3次元世界の参考例を並べました ←図の内容は触れないでネ)。
(新しい色空間)
今回は全く新しい空間ではなく、ボックス自体は(色の配置や範囲も)変りませんが、
外から見るのではなく(ボックスの中から外を)眺めようとするのです。
(大きなカラーボックスの中に入って行けるとします)
手前の黒(の入り口)から中に入り、正面の階段を進んで中心点に立ったとします。
前方の上は白色、下は空色、右上は茜色、右下は青色、左上は黄色、左下が緑色で、後方の上が赤色、後ろ下は入り口の黒色、が見えることになります。
←というような想像を働かして(頭の中のイメージが)欲しいのです。
(座標軸) ←(参照、昨日の第②図)
この空間の位置を知るための座標(軸や目盛り)を考えます。
まづ色の方向に合わせた(色軸)を考えますが、色軸はお互いに(斜めに交差で)関連するので不便です。
そこで、稜線の(3方向はお互いに直交)に着目し、中心点から3つの稜線方向に座標軸を採ることにします。(RGBデータのときのRと新R方向は同じ向き。
←結果的に方向は同じで座標基点が中心点まで移動したことになります)
(目盛り)
立方体の中心を座標基点(0.0.0)として、軸方向に進むと立方体の表面に行き当たります(空間の限界)、この点の座標値を満杯の1.0として軸目盛りを取ることにします(例RGB1.0.0‥など。
(−R点(RGB -1.0.0)‥など、計算上は負数で扱い色表現では、CMYを適宜使用する)