標準の色配置 


 標準の色配置

(色の基準は全く無い)
 この講座は色の話なので、正しい色をお届けしたいのですが旨く行きません。音を上げてメーカに問い合わせました。
 スキャナは(器械自体のセンサーの特性による)とのことで、同一メーカでも機種によって色の基準は違うそうです。プリンタも機種(プロファイル)によって色調整されます、色基準のCMYKもRGBの値も会社によってインクや基準の色が違っているようです。色を揃えた筈のディスプレイも(Adobe・sRGB)方式で違っています。
 (これでは、筆者がいくらガンバッテも、まともな色は届けられない)

 色に(絶対的な基準が出来ナイ(←明るさや人で違う)は判りましたが、やはり不便なので(皆が納得し共通で使える基準)が欲しいですネ。(筆者が色に向かった出発点!)

(センサー図との対応)
 昨日の(ブリュッケ図)は「明るさと色」の対応ですが、明るさを指定すれば色は決まる(人で差はある)ということです。 この図だけでは、原色や中間の色の対応具合は分かりません。
 第1図 ←「太陽光の色環」と今回の(センサー8色)の図示しました。
* (色環の位相角度表示なら、世界共通のコチラが(無基準の色相)よりダントツ優れています)。

(原色は合成光)
 従来の原色は、最も強い(他の色を合わせても作れない)(例えば赤※)色でした。
ここでは、基準の色は(波長並びの単一色)が指定されるので、基準色の方が色が弱くなります。(※ 原色の赤は、基準の赤と(マゼンタ+黄色+黒)が加算されている←後述、色料の混合。等色関数のウソ)

(センサーの配置)
←(可視光線の範囲(基本波)、桿体センサー?のF特(周波数)、緑は中間か最高感度か?。赤紫←黒←青紫の明度差、の扱いなど‥まだ微調整が残っています‥)。←(筆者は(まずまずの出来)だと思うのですが‥ネ)
 およそまともな理由も無く不安定な「心理○原色が標準」なんて止めて、物理的な波長(周波数)指定(絶対に狂はない)にするのが早道ですヨ。(絶対色の指定より色相互に狂いが出ないで欲しい‥)

 第2図 (センサー配置)の色相環(白黒明度)図です。
1、太陽光は白黒のちょうど中間レベル(5〜6の間ぐらい)一定になります。 
2、赤・緑・青はレベル8、シアン・マゼンタ・黄色はレベル4です。(従来の色相環は全部6で同じ)


(追伸)
 (第1図)可視光線域の両端では(センサーからのレベルが低く色が取れないのだから)この部分は不可視領
域(灰色)とするのが正しいようです。
 従来の、色を乗せたり・黒で埋めるのは誤りでした(今日の図面は、修正が間に合わない‥ゴメンヨ).