目の働き 


 目の働き

 目の構造はよく「カメラ」に例えられます。光学系については理解しやすいのですが、光を受けて(網膜)からの後の処理が(高度で複雑)です。
 最近の医(解剖)学からのレポートが多く寄せられ、この方面の知見が急速に進んできました。
 私たちはこの所見(事実)を受けて(この項の内容については感謝して有難くイタダク)、その動作や奥にある(ルール)を解明・理解をして行くことで、更に新しい道を見つけられれば‥(ということです)。
 (きょうの挿絵は、要点がコンパクトによく纏められたものを選び掲載しました)

 掲載の内容は、既に周知で間違いのない所です。詳しい内容は、新しい書籍やインタネットなどにも掲載されています。 特に新しいものでは、視覚情報処理について詳しい記述もありますが、この辺りは(これからの開拓分野)で(まだ検証されていない)新ニュースです。

 この章の目的は、自然が準備した(メカニズムやデータ処理法)を解明して行くことで「色彩の世界の成立ち」を正しく掴もうというものです。
 「ハイッ!カメラですネ‥→オーケー」ではなく、(今後の理解のために、自然の妙技を見直して味わっておいて下さい)

(人の目カメラ)
1、単一のレンズで(ズーム・交換レンズ)の焦点範囲をカバーしている。
2、二段の感度切替と虹彩絞りだけで、カメラより広い明暗範囲に対応している。
3、優れた自動距離補正(オートフォーカス)機構
4、シャッター・メカを持たないで、動画に対応している。
5、涙によるゴミ掃除を行う。フィルム交換・電池の充電交換ナシ‥(hi)
6、網膜は、カラー対応、夜間高感度対応、色の質感判定など
7、視野範囲に応じた可変の画像細密度・水平分解能など
8、光源に対応する色補正・フォワイトバランス、補色・色感度補正
9、単眼・両眼による距離測定・ステレオ効果・空間位置確認‥
10、過去画像・想像画像との対比
11、データ情報の記憶・保存が直結している
 ‥‥などなど、頭脳コンピュータ処理をあげればキリがありません。