色温度と赤外放射 


 (色温度と赤外放射) (図3.28)

 今回筆者は(色の原因を)を、→(目に入る光りの(強度や周波数分布)を、4つの視覚センサーで捉えて、・・総合判断した結果を、色に纏めて報告してきたもの)−−を明らかにしました。
 これまでの色紙学は、(何が何でも三原色に固執し、正しい実験や観察を否定し、可視光線域のスペクトルを3分割するなど・・誤りの押付け・・)指向方向が、完全に間違っていたのです。
 とくに筆者は、色に関わる大切な事実なのに(放置・無視)されていた、 *ブリュッケ現象 ←(明るさによって色と波長の対応が変わる(色素などの物質固定では有り得ない)と、 *(色温度)←(色の変化が、色環の変形に見える)・・などに着目しました。 

 今日の図面は(3.28)のもので、色の違いが起こる原因(色温度と波長分布の傾斜)が纏められています(内容は 2011.1.11、14を参照して下さい)。
 左端は、お馴染みの(色温度図)(黄・白・青の色の変化)ですが、どの本も、温度上昇と色の変化、光りの(演色性)の説明、で終わりです。
 この色変化が、実は(赤〜緑〜青)の七色変化であることが、これまで誰も、見抜け無かったのですネ・・(2012.1.14)。

(熱擾乱による放射)
 右下は(黒体の分光発散度図)ですが、表示が(大幅上昇のため)低温度部に限られて全体像が掴めません ← 図は筆者がムリヤリ高温度部を描いてみたものです)。
 色温度によって最大輻射点の波長が移動し、ピークレベルが大幅に変わる(温度の4乗)ことに注目して下さい。
 まずグラフの読取範囲を(可視光範囲)に限定します。←(しかまだグラフは反時計廻りですが、これは(レベルが違い過ぎた)ためで、(対数グラフ表示にすると(右上図の時計回り)になります。 (右上がり→山形→左端が高く、変化する・・、間違い易いので要注意です)

(分布の傾きが色を示す)
 これは、赤外域のレベルピーク位置の移動を(可視光域の分布傾斜で)、示したものです(実に巧妙でした、次回に説明)