出力感度 


 出力感度
(LMS感度)
 色が生じる原因を(センサー感度図)で説明すると、センサーと色を直結(L=赤、M=緑、S=青)する人(見方)が出てきます。 大雑把に見ると、(短波長域の光レベルで青色が反応し、長波長は赤色が・・と)波長と色が対応するように見えますが(正しくナイ)のです。 例えば、Lセンサーの場合(L−M)が(Lセンサー出力)として使われています、←(センサー感度の図面は、外来光を感知するレベルを示したもので、(色に対応した出力)ではないのです。
(出力感度)
 センサー感度図は、入力信号の最小レベルを探すもので、図面の元になった(比視感度)とは性質が違って(反対)います。
 昨日の図面で、棹体センサー感度の先端部を、水平に折り曲げて(上に凸型に表示)にしてみます。
 →(感度域は450〜550nmぐらい、500nm辺りでが最大出力、の凸型の出力感度が得られます。← これが500nm付近の出力感度になります。 ←(同様、光りレベルが高いとき、出力も図のように大きくなります。
 (中の図)は(一般的な感度図このように)、入力に対応する出力信号をプロットしたものです。(2011.12.10音響ラウドネスを参照)
(錐体センサーの出力)
* 錐体センサーの出力は(中図・棹体信号)のように、入力に比例していません。
 (S)センサーは、青色域の信号に対して(感度も高いが、増幅度が非常に大きくすぐに飽和)白く眩しくなります。
*(M)センサーは、中間波長の緑色と見られますが、緑に見える(レベル範囲が限られ)ます。
*(L)センサーでは(L−M)が出力なので、長波長側ほど大きな許容度があり、出力感度も高くなっています。
∴ 少しヤヤコシかったかなナ?・・。
 入力信号に対して、まづ(センサー感度)が働きます。夫々のセンサーからの信号を、頭脳が受け取り(波長帯域やレベルに応じた(信号に処理をして)出力信号を作ります
 ←(出力信号で、漸く(色になる)ので、それまでは、(LMS)の信号です)。
 最終的な、(色信号の強弱)を示すものが(出力感度)です。これまでのsつ明は、入力からいきなり(比視感度)と出力へ(中ほどの処理が不明のため)飛んでいたのです。