画面の構成とデータ操作 


 画面の構成とデータ操作
(テレビの動画))
 テレビなど・・(動画方式)は、1秒間に30枚もの写真 (静止画) を送って、あたかも画面が動いたように見せています。
 (画像の伝送)
 この一枚の「画像を作るために、画面を小さな画素 (グラフ用紙の桝目)に分解し、画素の内容 (色や明度など) を、予め定められた (アドレス規則) に従って、順次伝送 (発信) します。
 受信端では(、受信信号を、規定の (アドレス規則) に従って組立て直すことで、「元の画像を再現」することが出来ます。
 このアドレス指定 (画像の構成) 方式は、そのシステムの用途によって異なっており、テレビなど一般的な(矩形)ものは、グラフ桝目を行と列で表し、最初に第0行を伝送・・、次に第1行・・ 、と行データを順次並べて、画面を埋めて行きます。
 (テレビ画面の走査)
 テレビの走査は、 画面の左から右への水平走査が基本です。 画面の左端からスタートターし、右方向へ順次画面データを拾い上げて行きます。
 行の終わりは (水平同期信号)が指示を受け、次の走査開始のために左端へ帰ります。 これにより、一行分のデータ(1本の線画のデータ)が完成します。
 この線画が次第に下に作られ(データが重なって)て1枚の画面が出来上がります。 
 (垂直同期)
 テレビは、(30枚/秒)の画面なので (垂直同期)信号は(1/30)秒ごとに出され、画面の始まり(上端)を指示しています。 垂直同期信号は、水平走査の動作位置を上から下へとズラセせて行くのです。
  画面を上下に細分して、左から右へデータ収集を繰り返すのが (水平走査) 線ですが、垂直1回(1画面)に対して、水平走査は(530本?)程度の繰り返しになっています。
 (同期信号)
 上記の同期信号は、大変面倒なように見えますが・・  、画面データは数が多く(何らかの理由で)データミスがあると、画面全体が狂ってしまいます。
 多少のエラーがあっても、その後を正しく再現するために (画像の始めや、行頭の目印に) 同期用の信号を付加するもので、実際上は欠かせない大切な技術です。
 ∴ 今日は、微細な話になりましたが、画面掃引・走査・同期・・ などが、画面走査のキーポイントです。 画面データの収集については(2012年2月頃に詳細説明しています)
 ここをマスターすると 「色や画面の視界」 が一気に広がります(、・・ ガンバッテ追いて来てネ)
 (人の目とデータの構成)
 人の目の視野は、(中心が詳しく、円形なので)2本の扇子を上下に開いた(円形が基本)ですが、実際は(水平の分解能が良く、上下に甘い)ので、上から押し潰した(楕円型)とおもわれます。
 データの収集は、リアルタイム (即時) 動画ということで、超高級 な (複数受端の並列動作) な特殊レーダ 方式(※)だと思われます。
 (掃引の目的データ)
 人の目レーダーの、掃引回数は(秒30〜数十回 ←目のチラツキ感から) 程度と思われますが、収集データは、毎回違っているように思います。
 棹体センサーは、数が多く、画素単位で100コ程度あるので、100回の掃引を要します。(100回分の白黒を積算した、モノクロデータ)
 錐体センサー 、(L・M・S)の3種類があり、夫々のデータ収集なため1かいづつの掃引を要します。
 その他、 頭脳側から演算・検算用のデータ(や夢画像など・・ )が送られるなら、1画目に1掃引を要します。
 (ベンハムのこま)
 ∴ 白黒模様なのに、回転させると色が見える ←(ベンハムのこま)は、前項のカラー画面のデータ収集タイミングに、たまたま(同期が合った)ものと思われます。
 「目から火が出る」のも、色のタイミングにバッチリと合ったもののようです。