三原色の実験 


 三原色の実験追試

(光りの加法混色)
(三原色の実験をお見せすると言ってました)上の図は、最近の書籍で描かれている、三原色実験の様子(絵柄)で、以前の3円型と較べると、改良されて(筆者の指摘を受け容れた?)いるようです。
 左側が(光りによる、加法混色)で、周辺を暗くして、←(3色光の重ねで白く見えることを示します)。
 右側は(色の減法混色)と言っていますが、図柄はセロファンによる三色フィルターの実験に変わっています。

(電球による色光の実験)
 筆者も、赤・緑・青色の三電球による(加法混色の追試実験)を試みました。
 平板の上に色電球を固定し(三方向に軽く遮蔽板をして)上部に白色ビニールを置いて、これを上から写真撮影したものです。(下方の遮蔽が不完全で、漏れ光りがかなり出ていますが・・ご勘弁を!)

(実験結果の評価) 
* (露光) 左の3枚(1/10.1/20.1/40)は、露光オーバーで白く飛んでしまいました。 640.1250 では露光不足です。何とか色になったのは 80.160.320 の3枚です。
*(色配置)上の写真から、(光りの重畳で明るくなる)ことが確認できます。
*(評価)明る過ぎず、ある程度暗い方が(色がハッキリ)しますが、中心の三色は灰色です。
* 周辺の各色、に(明るさで白変する)性質があるように見えます。
* 従って、三色の混合で(白に変色)したのでなく、中心は各色の(白さの合計)と思われます。

 (ここのまとめ)
*(後の詳細検討・実験で変更します)この時点でのまとめとしては、”重なり部分の明るさや色の変化から、「一応(加法混色の様子)が観察された」ようにも見えますが、色変化や明るさ・・」で良い結果は出せなかった”としておきます。