白黒は色ではナイ? 


 白黒は色ではナイ?

 現在の色彩学は(三色円板)型で、白黒は(無彩色←色扱いをしない)のです。
* 始めは、光りだけを考え「三色光の混合で全ての色(白黒は光りの有無)が出せる」だから赤・緑・青の3種が(原色だ)と主張し、(原色の単一光探し)が行われました。
* しかし、絵画や染色などから(色素を塗布・添加する)見方が根強く、実務的な(色の三原色 CMY)の主張が並存したようです。
* この2つの主張を(合わせて繋いだ)のが、(加減法混色)であり(色相環)だったのです。
 ←(どちらも、白黒(明るさ・エネルギー)を全く無視して無理矢理に連結を図ったものです。
 ← (詳細は、2010.2 月頃の講座を参照して下さい)
* 18世紀の末頃には近代科学が発展し、色彩関係も(白黒=明るさ←エネルギー・・)が明らかになり、色相環にも、中心に白黒軸を立てた、地球儀(ソロバンもある)型が作られました。
∴ ←(色彩に、白黒を認めた(エネルギー)もので、実に画期的なことだったのデス。
  ←またこの時点で、三色円板は棄却すべきだったのです。
* 現在では、事象の説明に多くの色相環(円板型)が作られ数え切れない位です。
 はじめは、球形だった色相環も、現在は(色配置の実態に合わせ)たとのことで、随分イビツな(黄色と青色が飛び出した)形になりました。
← (筆者の色立方体に、ダンダン近付いて来た・・と笑っています)