LMセンサーの感度 


LMセンサーの感度

 (昨日の図面は3枚重ねなので、判りづらかったようです)
(第1図 Lセンサーに太陽光)、
 太陽光のレベルが上昇し、図面の中程まで競り上ってきました。 Lセンサーは、自分の感度レベル域に入った光りを感知して(緑も入ってますが、青色塗りになった面積の広さが)L感度の出力になります。
(2図 L+Mセンサーに太陽光)
 このとき、LとMセンサーはどちらも(赤〜緑)の色範囲の光を掴まえています、両者の出力を合計して(L+M)出力として報告します。
(3図 L−Mセンサーと白熱灯)
 上と同様に、各センサーは入力光に対応した出力を出しますが、ここでは、L出力とM出力の差(L−M)が利用されます。
 右上がりの白熱灯のため、かなりの出力が得られましたが、太陽光や左上がりの青色光では殆ど出力感度は得られません。
 (赤外領域の監視)
 つまり(L−M)感度というのは、この範囲のレベルの強さではなく光り分布の傾斜(=色温度)を見ているのです。(白熱灯の色温度を、2500度なら波長は1000nmぐらい)