視覚システム 


(視覚システム)

 これまで、「光と色の関係」を、物理的な側面から探ってきました。そして、これまで(色の基本)とされた「三原色(3種の色光や色素の組合せ)の誤りがハッキリしました。 では、いったい 何が色なのか?・・ 、これからみんなで探しに行くことになります。

(無色とは?)
 これまで、「光りが無ければモノは見えない →(色も存在しない)」とされていましたが・・、 (夢)は心で見ています、光りが無くても、実際にモノが見えます??、
* まず、今すぐ「目を瞑って下さい・・明るい所なら手を覆ってもよい」。何が見えましたか?
* 何も見えない?・・ことはナイ。よく見て下さい・・
* 赤や黄色の小さな点が、チカチカもやもや・・何だかよく分からない模様が見えますネ・・(実はこれが後ほど説明する、非常に大切な(色の原点)で無色なのです。

(色は頭脳が作りだしたもの)
 さて話を戻して・・、私達は、今も(自分の目でモノを見ている)と思っていますが・・、目が見た画像をそのまま見る事は出来ないのです。
 目と頭脳は一体となって(視覚)を構成しています。 目の(レンズ)を通った光が、網膜(フィルム)で画像を作りますが、これを分解(色画像にして)頭脳へ送ります、頭脳は画像の再組立てをし、色々の判断や画像処理を加えて・・、最終的に出来上がったものを、。記録・保存をしたり、警戒・避難などに利用したり、キレイな色画像情報として我々に見せています。

◎ つまり、いつも我々が見ている(視覚画像 ←色や形)は、頭脳が作り出したモノで、(色は、波長やモノ(色素)ではナイ・・) 「頭脳が(光りの状態を判断した)通知情報」 だったのです。